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2024/5/29

CSRを社内に浸透させたい!原因と理解を深める5つの取り組み

2015年にSDGsが採択されてから、エコやサスティナブルといったワードを聞く機会が増え、企業もその潮流に乗った動きを見せる必要が出てきました。

そんな中、注目される取り組みがCSRです。しかし、CSRを社内に浸透させる難しさに頭を抱えている担当者の方は少なくないでしょう。

今回はCSRの社内に浸透させる重要性や具体的な方法をまとめてみました。

CSRが社内に浸透しない!取り組む重要性は

まずはCSRを社内に浸透させる重要性と、浸透しない理由を考えてみましょう。

CSRの重要性

CSRは企業の不祥事が相次いだことや、2015年のSDGs採択によって注目されました。これがきっかけとなり、企業は地域社会の発展や環境保全といった果たすべき社会的責任がある、と指摘されるようになったのです。

また、そういった時代の変化により、CSRに取り組むことで得られるメリットも、企業にとっては重要だと言えます。1つはCSRに取り組むことで地域社会の発展や環境保全に力を入れるため、信頼性が向上し、企業のイメージアップにつながることです。これにより、顧客や仕入れ先との信頼関係、さらには従業員満足度も向上します。

こういった時代の流れやメリットもあることから、CSRは企業に重要な取り組みだと言えるでしょう。

CSRが浸透しない原因

企業にとってCSRは重要であるにも関わらず、なぜ社内に浸透しないのでしょうか。

いくつか原因は考えられますが、まずは「必要性が感じられない」という点が大きいかもしれません。他にも、詳しい専門家が社内に存在せず、相談先が明確ではないといったケースも挙げられるはずです。

さらには、目標が曖昧であったり、情報共有ができていなかったり、従業員ひとりひとりにCSRの価値や効果が行き渡らないと、社内に浸透させることは難しいと言えます。

CSRを社内に浸透させるための対策は

それでは、社内にCSRを浸透させるための具体的な対策や取り組みを考えてみましょう。

社内でCSR勉強会を開く

勉強会を開けば、CSRに関する一定の知識が社員に広まります。担当者が勉強して講師を務めるのも1つの手段ですが、外部の専門家を招いて開催した方が効果的です。

また、勉強会の内容に迷った場合は、事前に社内アンケートを行い、CSRに対する社員の理解度を確認しましょう。

事業とCSRを絡める

事業とCSRを絡めることも効果的な方法です。ただ、これは簡単なことではありません。方針を定めるには、自社のCSR活動でどのように社会問題を解決したいのか、という点を検討してみてください。

また、実践することで事業利益につなげるにはどうするか、という点も明確にする必要があります。自社に関連する社会課題と自社のCSR活動を整理した上で取り掛かりましょう。

朝礼にCSRを絡める

毎朝行う朝礼の中に、CSRに関係する話題を入れるようにしましょう。小さな取り組みでもいいので、朝礼に入れるようにすれば、社員ひとりひとりがCSRを意識するようになります。

継続すればCSRが社内に浸透し、新たなアイデアが生み出されるかもしれません。

アイデアコンテストを開催

ある程度の知識が社内に浸透してきたら、アイデアコンテストを開催してみましょう。どのような取り組みや事業がいいのか、社員の中からアイデアを募り、実現が可能か検討してみてください。

アイデアを出すために社員は真剣にCSRと向き合うため、理解度が向上し、社内に浸透することも期待できます。

CSRのリーダー・チームを決める

CSRを浸透させるため、社員の中からリーダーやチームを決定することも効果的です。担当となった人物が本気で社内にCSRを広めたいと考えれば、その動きは積極的になると考えられます。

また、CSRの浸透がリーダーやチームにメリットをもたらすのであれば、より動きが積極的になるはずです。

CSRの一環として廃棄物の削減を

このように、CSRを社内に浸透させる方法は複数あり、活動内容を検討する手段もいくつかあります。しかし、決して簡単な問題ではなく、CSRの活動内容がなかなか決定しないこともあるでしょう。

そんなときは、在庫整理や廃棄コスト削減の一環として、もったいない運送をご利用してみていかがでしょうか。もったいない運送は企業や店舗の在庫品を「送料のみ」で引き取り、在庫整理や廃棄コスト削減をサポートいたします。そして、最大の特徴は利用するたびに以下の4つの社会貢献につながる点です。

  • リユース・リサイクルによる環境保全
  • 途上国での修理依頼による雇用創生
  • 途上国へ100リットルの水をきれいにできる浄化剤の寄付
  • 国内の障がい者の雇用創生

在庫整理や廃棄コスト削減を行い、社会貢献につながるのであれば、CSR活動の1つとして挙げられるでしょう。もし、在庫整理や廃棄コスト削減、CSR活動に関してお困りであれば、ぜひ「もったいない運送」までご相談ください。

 

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