哺乳瓶を使わなくなったらどうする?再利用法と捨てない処分方法
我が子が哺乳瓶を使わなくなったらどうしますか?卒乳までの短い期間しか使わないため、捨てるのはもったいなく感じますが、衛生面を考えると親戚にも譲りづらいものですよね。
親戚や知人に譲りづらい場合は、自分で再利用してみませんか。意外に使い道が幅広いので、もしかしたら普段の生活に活用できるかもしれません。再利用も難しいと感じた場合は、捨てずに誰かの役に立てる処分方法もあります。この記事で、手間をかけず、捨てずに誰かの役に立てる方法について考えてみましょう。
哺乳瓶を使わなくなる時期は?
哺乳瓶を使わなくなる時期の目安は、子どもによって個人差があるので明確な基準はありません。しかし、日本小児歯科学会では「1歳6カ月」を目安に哺乳瓶を卒業するのが望ましいとしています。
なぜなら、1歳6カ月になると食事がミルクから離乳食へ切り替わり、歯が汚れやすくなるためです。歯に汚れが残った状態でミルクを飲み続けると、汚れがミルクに覆われ虫歯になりやすくなることから卒乳を勧めています。
しかし、1日3回しっかり離乳食を食べられていない、哺乳瓶以外では水分が取れない場合は、1歳6カ月であっても哺乳瓶を使う必要があります。そのため、あくまで目安となる時期として捉えておきましょう。
使わなくなった哺乳瓶の利用方法
たった1年半しか使わない哺乳瓶を捨てるのは、なんとなく「もったいない」ですよね。捨てずに別の用途で使う方法もありますので、ピンとくる利用方法がないかご覧ください。
計量カップとして使う
哺乳瓶には、赤ちゃんのミルクを正確に計量して作るための目盛りが付いています。そのため、哺乳瓶を計量カップとして利用する人もいます。
哺乳瓶はプラスチック製・ガラス製に関係なく耐熱性があることから、お湯の計量も可能です。そのため、インスタントのスープのお湯を計量するときも活躍します。
しかし、プラスチック製の哺乳瓶の中には、電子レンジの使用ができないものもありますので、必ず説明書を読んでから使用しましょう。
ドレッシングやジャム作りに便利
哺乳瓶は煮沸消毒できるため、ドレッシングやジャムの保存容器にも使用できます。特にドレッシングの場合は、オイル・酢・しょうゆなどの調味料を少しずつ計量して作る必要があるので、哺乳瓶の目盛りが重宝されます。また、哺乳瓶の専用キャップで蓋をすれば、調味料を混ぜたり冷蔵保存したりすることも可能です。
和風ドレッシングは次の調味料を入れれば簡単にできますので、お試しください。
- 醤油…10ミリリットル
- 酢…10ミリリットル
- サラダ油…20ミリリットル
- 砂糖…4つまみ
- 黒コショウ…少々
キッチンの小物入れとして
100ミリリットル以下の低容量の哺乳瓶は、楊枝、輪ゴム、子どものお弁当用ピックなど、小物入れとして使用できます。さまざまな種類のスパイスを持っている方は、哺乳瓶をスパイス入れにして、見せる収納をしてもよいですね。
200ミリリットル以上の大容量の哺乳瓶は、背の高さを利用して収納してみましょう。シナモンスティックのような長いものを入れたり、ふりかけを入れたりなど、さまざまなものの収納に活用できます。
一輪挿しやインテリアなども
ガラス製の哺乳瓶は適度な重さがあるので、お花の一輪挿しに使用する方もいます。目盛りだけのシンプルなデザインやイラストが描かれたものもあるので、部屋の雰囲気に合わせて飾って楽しめます。ポプリを詰めて窓際に飾ったり、海で集めた貝殻を入れて棚に飾ったりなど、好きなものを入れてインテリアとして活用してみましょう。
思い出として大切に保管しておく
「とくに再利用は考えていないけれど、手放す勇気がない」という方は、無理に手放す必要はありません。お子さんの大切な思い出として保管しておきましょう。
しかし、保管には注意しておきたいことがあります。プラスチック製の哺乳瓶は年月とともに劣化しやすく、臭い移りもしやすいことです。プラスチック製・ガラス製のどちらの哺乳瓶も持っている場合は、なるべくガラス製の哺乳瓶の方を保管用にした方がよいでしょう。
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