不用品回収
2021/3/31

着物の捨て方とは?適切な処分方法やリユースの注意点

結婚式や七五三など、大事な式典で身に付ける着物ですが、頻繁に使用する人は少ないでしょう。そのため、着物を持て余している場合、処分を検討するケースが多いかもしれません。

しかし、着物を捨てる際は、どのような方法が適切なのでしょうか。着物の処分方法や注意点をご紹介します。

着物を処分したい!正しい捨て方は?

着物の処分は、いくつかの方法が挙げられます。ただ捨てるのではなく、さまざまな選択肢があるので、ぜひ確認しておきましょう。

ゴミとして自治体に回収してもらう

一般的な処分方法は、ゴミとして自治体に回収してもらうことです。1枚や2枚なら手間や費用も発生することなく処分できますが、枚数が多い場合は粗大ゴミとなります。粗大ゴミとなる場合は、費用が発生するので注意しましょう。

また、自治体によって着物は「可燃ゴミ」か「古着・着物類」に分類されます。どちらに分類されるか、処分の前に自治体に確認し、粗大ゴミ扱いになった場合は、処分費がいくらになるか、ということも確認しましょう。

親戚や友人に譲る

着物は一着でもあれば、とても助かる場面がいくつもあります。しかし、決して安いものではないので、欲しくてもなかなか準備できない、という人も少なくありません。もし、親戚や知人に着物が欲しい、という人がいるのなら譲るという選択肢もあります。

着物は思い入れや価値の高いものもあるので、ただ捨ててしまうことに抵抗があるのなら、いい方法ではないでしょうか。

リメイクする

着物を使わないのであれば、リメイクで別の用途として利用するという道もあります。生地によってはスカートやバッグなど、日常で使えるアイテムとして使えるでしょう。

着物を着る機会はなくても、思い入れがあって手離しにくいときなどは効果的ですが、もとに戻せないので注意も必要です。

買取サービスを利用する

着物は先ほども触れように、価値が高いものもあるので、ただゴミとして捨ててしまうよりは、買取サービスを利用した方がお得な場合があります。リサイクルショップの利用だけではなく、最近ではフリマアプリやオークションサイトによって着物を出品することも可能です。

高価格で買取してもらえば、かなりお得ではありますが、フリマアプリやオークションサイトは、写真の撮影や梱包・配送など意外にやることは多く、処分まで時間に余裕がない場合は、おすすめできない方法かもしれません。

不用品回収業者に依頼する

着物を処分するとき、時間的な余裕がない、他にも多くの不用品がある、といった場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者は依頼の際に、場所と時間を指定すると、その通りに駆け付けてくれます。業者が手早く片付けを行ってくれるので、ほとんど手間がかからないこともメリットです。

処分する前に?高価格で買取される着物とは

着物を捨ててしまうよりは、知人に譲ることや、買取サービスでリユースした方が、無駄を出さないと言えます。だとしたら、もし買取サービスでリユースする場合、どのような着物が高価格になるのかも、知っておきたいところですよね。

高価格で買取される着物の特徴としては、まず素材が挙げられます。最高級品とされる「正絹(しょうけん)」や繊細な麻糸で織られる「上布(じょうふ)」は、高価格で買取される傾向にあります。

それから、着物はサイズが大きめの方が高価格となります。なぜなら、昔の日本人女性は小柄だったため、現在の女性にはサイズが小さいものばかりだからです。長い丈の着物であれば、調整しやすいため、人気があり高価格で買取されます。

そして、有名な作家が作ったものや、伝統工芸品になる着物もあり、これらは非常に高値が付きます。高価な着物には「証紙」と言われる品質を証明する証明書が付属されていますので、こちらの有無も確認しましょう。証紙がなくても買取に出すことは可能ですが、あれば価値が上がることは間違いありません。

着物は価値がある!処分まで大事に保管する方法

着物には価値があるため、リユースなどの方法で処分するまで、可能な限りいい状態で保管しておきたいところです。着物の保管はどのようなことに気をつけるべきでしょうか。

まず、着物をしまう前のお手入れから注意が必要です。着用後はハンガーなどにかけて、汚れがないかチェックしましょう。汚れがあればクリーニングに出す必要がありますが、問題がなければ日陰で半日から一晩干して汗を飛ばします。

その後、正しくたたんで、たとう紙で包みます。たとう紙は和紙であり、通気性がよく湿気を吸ってくれるので、着物の保管には便利なアイテムだと言えます。

そして、着物を収納する際には詰め込むことなく、スペースに余裕を持ちましょう。他のものと一緒に詰め込んでしまうと、型崩れや刺繍がよじれてしまうこともあります。引き出しの上から2~3センチは余裕を持たせることを意識するといいかもしれません。また、着物を長持ちさせるために定期的に風を通して、湿気をため込まないようにしましょう。

着物処分を不用品回収業者に依頼するメリット

着物など多くの不用品が出てきて、処分方法に迷ったら、ぜひ不用品回収業者の利用を検討してみてください。

着物の処分に不用品回収業者を利用することは、いくつかのメリットがあります。まずは迅速かつ手間なく処分できることが挙げられますが、それだけではありません。不用品回収業者が回収した着物は、リサイクルやリユースに役立てられるため、環境に与える負荷をより少なくできます。

さらに、不用品回収サービス「もったいない運送」は、売上の一部を途上国支援のために寄付しています。もし、途上国の現状や寄付に興味があれば、もったいない運送のご利用をお試しください。

 

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