タブレットを処分したい!どんな捨て方が適切なのか
パソコンよりコンパクトで、スマホほど小さすぎないタブレット。持っていると役立ちますが、何かのタイミングで処分を検討することもあるでしょう。
しかし、タブレットの処分はどのような方法が適切なのでしょうか。タブレットの捨て方と処分時の注意点をご紹介します。
タブレットを捨てる前に注意すべきこと
何かものを処分する、と決めたらできるだけスピーディーに済ませたいところですよね。しかし、タブレットのような電子機器を処分する際は注意すべき点がいくつかあります。なぜなら、タブレットは個人情報のような大事なデータが多く記録されているからです。
それでは、タブレットを処分する前に、どのような点を確認すべきなのでしょうか。
大事なデータの移行を済ませる
タブレットを使っているうちに、多くの写真や連絡先といったデータを保存していることでしょう。そこに大切なデータは保存されていないでしょうか。処分の前に必ずデータを確認し、大切なものは別の端末に移行させるなど、バックアップを取ると安心です。
データの削除と初期化
移行を済ませたら、データの削除も行いましょう。タブレット内で削除したつもりでも、実はデータが残っていることがあります。そのため、しっかりと初期化を行い、工場から出荷された状態に戻します。
この操作は端末やメーカーによって異なりますが「設定」→「バックアップとリセット」→「端末をリセット」といった手順で行えます。もし心配であれば、データ削除のソフトを使うか、専門家に相談することも視野に入れてください。
バッテリーの抜き忘れにも注意
タブレットをご自身で処分する場合は、バッテリーを外すようにしましょう。バッテリーはリサイクルが可能であるため、自治体による回収の際など、一緒に処分ができないのです。専門のお店や家電量販店で回収していますので、お時間があるときに立ち寄ってみてください。
タブレットの処分方法は?適切な捨て方
それではタブレットを処分するには、どのような方法があるのでしょうか。状況にあった適切な捨て方を確認しましょう。
自治体による回収
タブレットは自治体による回収で処分が可能です。ほとんどの場合は燃えないゴミとして分別されますが、自治体によってルールが異なることもあるので、必ず事前に確認しましょう。
また、タブレットは小型家電リサイクル法の対象です。そのため、タブレットは役所や家電量販店に設置された専用回収ボックスに投入するだけで処分が可能です。
小型家電リサイクル法に沿って処分されたタブレットは、回収後に適切にリサイクルされるため、ぜひ利用したい方法だと言えるでしょう。
販売店、メーカーによる下取りや回収
キャリアショップで販売されているタブレットの多くは、買い替えの際に下取り・回収も行っているので、これを利用して処分が可能です。タブレットを買い替える場合は、下取りに出して、新しい端末の購入価格から割り引いてもらえるので、お得な処分方法だと言えるでしょう。
また、回収の場合は無料で引き取ってもらえる上に、適切にリサイクルされるので、タブレットに含まれた資源を無駄にすることはありません。
リサイクルショップやネットで買取
最近のタブレットは何年も利用し続けたとしても、まだまだ使い道はたくさんあります。そのため、中古のタブレットを求める人は少なくありません。
リサイクルショップに買取してもらうだけでなく、オークションサイトやフリマアプリでタブレットをリユースできます。ただ、インターネットでリユースする場合は、出品から梱包、配送も自ら行う必要があるため、やや手間がかかってしまうでしょう。
不用品回収業者に依頼する
タブレットの他にも不用品がたくさんある場合は、ぜひ不用品回収業者による回収を検討してください。
不用品回収業者への依頼は、他の処分方法に比べて、費用が多く発生してしまいますが、指定した時間、指定した場所に駆け付けてくれるので、とてもスムーズに不用品を回収してもらえます。引っ越しで時間がないとき、大掃除で不用品がたくさん出たときなど、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
タブレットを処分せず買取に出すときの注意
もし、タブレットを買取に出す場合は、いくつかの注意点があります。
まずは外観に目立つ汚れや傷がないか、ということです。傷や汚れが目立つ場合は買取対象とならないことがほとんどです。汚れだけであれば、丁寧な掃除で落とせるかもしれませんが、傷が目立ってしまうようなら、他の処分方法を検討した方が良いかもしれません。
次に、購入時の付属品が揃っているか、ということも確認しましょう。充電ケーブルや購入時に入っていた箱、SIMカードを取り出すためのピンなどです。これらが揃っていない場合、買取金額が下がってしまう、買取対象にならないこともあるので注意しましょう。
他にも、人気メーカーであるか、年式が新しいか、という点で買取価格が変化します。買取によってタブレットを処分する場合は、そのあたりも把握しておきましょう。
タブレット処分が途上国の支援に?
タブレット処分の際に、ぜひ不用品回収業者の利用を検討してみてください。なぜなら、不用品回収業者によって回収されたタブレットは、ただ処分されるのではなく、リサイクルやリユースされるため、環境に負荷を与えることが少ないからです。
また不用品回収サービス「もったいない運送」を利用すれば、途上国の支援にもつながります。途上国では、安全な水を飲めずに命を落とす子どもや、職に就けず貧困の連鎖から抜け出せない人々が多く存在します。
「もったいない運送」は売上の一部で、途上国に安全な水を作る浄化剤の購入したり、商品を現地に届けることで雇用創出や自立支援などにも繋がっています。このような支援に興味を持たれた不用品でお困りの方は、ぜひ「もったいない運送」をご利用ください。