不用品回収
2022/12/26

フライパンを長持ちさせるには?注意すべき点をご紹介

あなたは、コーティング加工のフライパンを何年使えていますか?2年以下だった場合、調理法や洗い方、収納方法に問題があるかもしれません。

コーティング加工のフライパンはコーティングの種類によって耐久性が異なりますが、正しい使い方をすれば2~3年間使い続けられるものもあります。

フライパンのコーティング別の耐久性や、長持ちさせる使い方を知って、少しでも長く愛用できるようにしましょう。

フライパンが長持ちするかはコーティングで決まる

コーティングされたフライパンの寿命は、コーティングの種類によって異なります。なぜなら、コーティングの種類によって熱や傷への耐久性が異なり、劣化のスピードに影響するためです。まずは、今使用しているフライパンのコーティングの特徴と寿命を把握しておきましょう。

ダイヤモンド加工

ダイヤモンド加工とは、人工ダイヤモンドの粒子とフッ素樹脂を混ぜたコーティングのことです。コーティングの中でも耐久性に優れ、剥がれにくく傷が付きにくいため、2~3年 と長寿命です。

マーブル加工

マーブル加工とは、大理石の粒子とフッ素樹脂を混ぜたコーティングのことです。摩擦に強くコーティングが剥がれにくいため、1~3年 と長持ちさせやすい種類です。

しかし、ダイヤモンド加工やセラミック加工より傷が付きやすい特徴があります。

セラミック加工

セラミック加工とは、アルミなどのフライパンに硬いセラミックで表面をコーティングした状態です。酸やアルカリ、摩擦、熱にも強いため、耐久性に優れています。

しかし、熱伝導率が高いため、高温で調理すると食材が焦げつきやすくなりコーティングが剥がれる原因に。正しく使えば、寿命は2年ほどと長持ちします。

テフロン加工

テフロン加工とは、フッ素樹脂でコーティングしている状態です。食材がこびりつきにくく、手入れが簡単で使いやすいメリットがあります。

しかし、ダイヤモンド加工やマーブル加工よりもコーティングが柔らかいため、傷が付きやすく耐熱性も劣ります。調理方法や洗い方などを注意しないと剥がれやすく、寿命も1年ほどと短いことが難点です。

フライパンを長持ちさせるため注意すべき点

コーティングのない鉄のフライパンは、調理後にお湯で洗ったあと空焚きをし、油でコーティングするだけで半永久的に使えます。しかし、コーティングされたフライパンは調理方法やお手入れを間違えてしまうと、寿命が短くなります。

ここではコーティングされたフライパンに共通する、長持ちさせるための注意点についてお伝えします。

空焚きは避ける

空焚きをするとコーティング面が高温になりダメージを受けるため、剥がれやすくなります。特にフッ素樹脂をコーティングに使ったフライパンは、コーティングが熱分解してしまい有害物質やガスが発生するので注意が必要です。食材を切ってからフライパンを火にかけるようにすると、空焚きを防げます。

強火の使い過ぎ

空焚きと同様に、強火で高温調理をすればコーティングが剥がれやすくなる原因になります。なるべく強火は使わず、弱火から中火の火力で調理しましょう。特にセラミックのフライパンは熱伝導率が高いため、強火で調理すると食材が焦げつきやすくなり、コーティングの劣化に繋がります。使用前に油を塗ってからじっくりと火を通し、焦げつきを抑えましょう。

使用後に急冷

調理後に汚れをふやかすため、フライパンが熱い状態のまま水に浸してしまうのはNGです。フッ素樹脂のコーティングはフライパンの金属よりも熱で膨張しやすい性質をもっています。そして、加熱後のフライパンを水で急冷するとフッ素樹脂よりフライパンの方が速く縮んでしまうため、フライパンからコーティングが剥がれやすくなります。調理後は2分ほど置いてフライパンの粗熱を取ってから水に浸しましょう。

傷付けやすい料理器具はNG

フッ素樹脂は柔らかいので傷つきやすい素材です。調理中に金属のヘラやトングは使わず、なるべく樹脂製や木製の柔らかい調理器具を使うようにしましょう。

料理を入れたまま保存はNG

フッ素樹脂のコーティングには、小さな穴が開いています。そのため、料理を入れたまま保存すると、穴から料理の塩分が入り込みコーティングが剥がれやすくなります。作った料理は保存容器に移して保存しましょう。

洗うときは柔らかいスポンジで

研磨剤の入ったクレンザーやタワシでフライパンを洗ってしまうと、コーティングが剥がれる原因になります。中性洗剤を付けた柔らかいスポンジでやさしく洗いましょう。

重ねて収納すると劣化する恐れも

傷つきにくいコーティングのフライパンでも、毎日のようにフライパンや鍋などと重ねて収納していれば傷がついてしまいます。なるべくぶらさげたり、立てたりするなどの重ねない収納をしましょう。重ねて収納する場合は重なる部分に布を挟んで収納すれば、傷つきを防止できます。

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