不用品回収
2022/12/12

ストーブの捨て方とは?適切な処分方法と寿命や注意点

寒くなる前に準備しておきたいストーブですが、使わなくなったストーブはどのように処分すればよいのでしょうか。長く使いすぎれば思わぬ事故も引き起こしかねないため、古いストーブはなるべく早めに処分しておきたいものです。

石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスストーブ・電気ストーブなど、ストーブにはさまざまな種類がありますが、実は種類によっては捨て方に気を付ける必要があります。

安全に処分するために事前にするべきことや、故障を判断するためのポイントについてまとめました。本格的にストーブを使い始める季節になる前に確認しておきましょう。

使わないストーブの捨て方は?5つの処分方法

使わなくなったストーブの処分方法は、捨てるだけではありません。5つの処分方法についてご紹介します。

ごみとして自治体に回収してもらう

石油ストーブ(ファンヒーターを含む)・ガスストーブ・電気ストーブは、「粗大ごみ」として分別する自治体がほとんどです。大きさや種類によって200円~800円で回収している自治体が多く見られます。

しかし、小型のものは「燃やせないごみ」に分別する自治体もあるので、自己判断で捨てずに必ず自治体に確認しましょう。

ストーブを捨てる前に次のようなルールを設けている自治体もあるので、分別方法と合わせて確認するようにしてください。

  • 乾電池を使用しているストーブは乾電池を取り除く
  • 石油ストーブの場合はタンク内の灯油を空にしてから捨てる

リサイクルショップ・買取サービスを利用

まだ使えるストーブは、リサイクルショップや買取サービスを利用すれば、新しいストーブを購入する資金になるかもしれません。ストーブの寿命は長くても10年ですので、製造から5年以内のものは買い取ってもらいやすいでしょう。

製造年数や状態にもよりますが、コロナやリンナイなどの大手メーカーのものは1万円以上の高額買取をしてもらえる場合もあります。ストーブの需要が高まる冬直前は、高値がつきやすくなります。

灯油を使用する石油ファンヒーターは、安全上の理由で買取不可としている店舗もあるので査定前に確認しましょう。

家電量販店による回収を利用

新しいストーブを家電量販店で購入する時に、古いストーブを回収してもらうと便利です。店舗によって回収費用の有無が異なりますので、店舗に確認してみましょう。

ケーズデンキ ・ヨドバシカメラ は新しく購入した商品の配送と同時に、不用なストーブを2,200円で回収しています(回収のみの場合は別途出張費用が必要)。

不用品回収サービスを利用

お住まいの自治体でストーブの回収をしていない場合や、ストーブ以外にもまとめて処分したい不用品がある場合は、不用品回収サービスを利用してみましょう。

1点のみの回収よりも、複数の不用品をまとめて処分した方がお得になるので、引っ越しや大掃除などのタイミングでの利用がおすすめです。時間や手間をかけずにまとめて処分できます。

知人に譲る

まだ使えるストーブは、知人に譲る方法もあります。リサイクルショップや買取サービスなどでは買い取ってもらえなかったものでも、出費を抑えたい一人暮らしの大学生や新社会人には喜ばれるかもしれません。

処分のタイミング?ストーブ故障のサイン

まだ使えるストーブでも、経年劣化で故障している場合もあります。

  • エラーが表示された
  • 異臭・異音・発煙があった
  • 点火しない

これらは故障のサインとなるため、放置せずにメーカーや専門業者へ問い合わせると安心です。

一般社団法人「日本ガス石油機器工業会」では、石油ファンヒーターや石油ストーブは製造から8年、ガスファンヒーターは10年が経過したタイミングでの点検や買い替えを勧めています。 経年劣化によって不完全燃焼を起こし一酸化炭素中毒の事故が発生したり、配管から灯油やガスが漏れ出し発火したりする危険があるためです。

電気ストーブの寿命は使用年数よりも使用時間が目安になります。電気ストーブはおよそ6,000時間の使用で寿命を迎えます。 1日8時間を1年のうち5ヶ月間使用していた場合、5年が寿命の目安です。

ストーブの使用年数や時間に関わらず、異変を感じた場合はすぐに使用をやめ、点検や問い合わせをするか処分を検討しましょう。

処分の前に注意!ストーブに残った灯油はどうする?

ストーブを自治体で処分する場合、処分前に石油ストーブのタンクに残っている灯油を取り除かなければならない場合もあります。

少しだけ残っている場合は、ストーブを運転して残りの灯油を使い切りましょう。布や紙に吸わせて可燃ごみとして捨てる方法もありますが、発火の恐れがあるため禁止している自治体もあります。必ず自治体に確認してから捨てましょう。

ストーブが壊れてしまって、大量に残った灯油の処分に困っている場合は、ガソリンスタンドか灯油を購入した販売店に相談しましょう。ポリタンクへ灯油を入れて持ち込めば、無料または有料で処分してくれる場合があります。

ストーブを処分するなら世の中に役立てよう

「ストーブのもらい手がいない」
「ストーブ以外にもまとめて処分したい不用品がある」
「でも時間も手間もかけられない……」

そのような場合は「もったいない運送」を利用してみませんか。もったいない運送では、ストーブ以外にも、ぬいぐるみや衣類、食器、趣味用品などの幅広いアイテムの回収を行っています。

回収対象となる品目はこちら

引っ越しや年末の大掃除、遺品整理などの忙しいタイミングで出た不用品を、時間や手間をかけずにまとめて処分できます。

貨物運送サービス「赤帽」の軽トラック1台分(約3.5㎥)の送料のみで回収するしくみのため、一般的な不用品回収サービスの費用相場よりも4,000円~25,000円以上お得に回収できます。できる限り簡単に、安く片付けたい方にぴったりの不用品回収サービスです。

回収させていただいた不用品は、リユースやリサイクルを通じて次の4つの社会貢献にもつながります。

  • リユース・リサイクルによる環境保全
  • 途上国での修理依頼による雇用創生
  • 途上国へ100リットルの水をきれいにできる浄化剤の寄付
  • 国内の障がい者の雇用創生

不用品の処分でお困りの場合は、寄付を通じてさまざまな社会貢献ができる「もったいない運送」をご活用ください。

 

Share