社会問題
2022/9/1

産業廃棄物とSDGsの関係とは?問題点と解決すべき目標を解説

ビジネスを進める上で、意識する必要性があると「SDGs」が注目されています。中でも、産業廃棄物の排出とSDGsの関係は深い関係にある、という印象を抱く人も多いはずです。

また、SDGsと頻繁に耳にするようになりましたが、そもそもどういう意味なのか、という点も気になります。SDGsの意味をおさらいしつつ、産業廃棄物がどんな関係にあるのか確認してみましょう。

SDGsとは?産業廃棄物と関係はあるのか

2020年前後から、じわじわと人々が口にし始めた「SDGs」ですが、漠然と理解はしていても「正確な意味まではわからない」ということもあるのではないでしょうか。

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略であり、日本語に訳すとしたら「持続可能な開発目標」という意味になります。これは、2015年に国連で開催された「持続可能な開発サミット」で採択された世界共通の目標です。

2016年から2030年の15年間に解決すべき17項目の目標と169個のターゲットが設定され、その中には環境問題から社会問題まで、さまざまな問題が含まれています。17項目の目標は以下の通りです。

  1. ・貧困をなくす
  2. ・飢餓をゼロに
  3. ・すべての人に健康と福祉を
  4. ・質の高い教育をみんなに
  5. ・ジェンダー平等を実現しよう
  6. ・安全な水とトイレを世界中に
  7. ・エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. ・働きがいも経済成長も
  9. ・産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. ・人や国の不平等をなくそう
  11. ・住み続けられるまちづくりを
  12. ・つくる責任つかう責任
  13. ・気候変動に具体的な対策を
  14. ・海の豊かさを守ろう
  15. ・陸の豊かさも守ろう
  16. ・平和と公正をすべての人に
  17. ・パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsは環境問題に関するワードと捉えられがちですが、人類がこれからも存続するために、解決すべき問題を取り上げていると言えるでしょう。それでは、産業廃棄物に関してはSDGsのどういった部分と関係があるのでしょうか。

産業廃棄物とSDGs目標12「つくる責任 つかう責任」

産業廃棄物と最も関りが深いSDGsの項目は、目標12「つくる責任 つかう責任」だと言えます。この目標は、短く説明するとしたら「少ない資源で、より多くより質の高いものを得られるような生産と消費パターンを作り上げること」を目指したものです。

地球の資源は限られています。そんな中、大量生産・大量消費を続けてしまったら、資源は枯渇してしまうでしょう。そこで、生産者は資源を守りながらより多くより質の高いものを生み出し、その過程でエネルギーの消費や廃棄物の抑制を求められているのです。

また、消費者は余分にものを購入しない、できるだけ使い切る、といった心がけが求められます。目標12「つくる責任 つかう責任」の中には、以下のようなターゲットが挙げられています。

”12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じて化学物質やすべての廃棄物の環境に配慮した管理を達成し、大気、水、土壌への排出を大幅に削減することにより、ヒトの健康や環境への悪影響を最小限に留める。”

”12.5 2030年までに、予防、削減、リサイクル、および再利用(リユース)により廃棄物の排出量を大幅に削減する。”

これらを目指すことで「つくる責任 つかう責任」が達成されると考えられています。

産業廃棄物がSDGsと関わりが深い理由

それでは、なぜ国際的な目標に挙げられてしまうほど、廃棄物の削減が必要なのでしょうか。日本の産業廃棄物の現状を見ながら確認してみましょう。

環境省の「産業廃棄物の排出及び処理状況等(令和元年度実績)について」によると、令和元年における全国の産業廃棄物の総排出量は3億8,596万トンと発表されています。このように、ただでさえ多く排出されている産業廃棄物ですが、中には爆発性や毒性を持つ危険なものも含まれ、環境汚染の原因となってしまいます。

さらに、産業廃棄物が排出されることで、二酸化炭素を含む温室効果ガスによる地球温暖化の悪化、大気汚染・水質汚染による健康被害の危険もあります。

他にも、不法投棄の問題や最終処分場の限界など、廃棄物に関係した問題は数多く存在します。これらを解決するために、SDGsは「つくる責任 つかう責任」という目標を設定したと考えられるでしょう。

もし、貴方が企業の廃棄物に関する担当やCSRの担当だった場合、ぜひこの辺りを見直すことを考えてみてください。

産業廃棄物を削減してSDGsに貢献

SDGsに関する取り組み、産業廃棄物の削減をお考えでしたら、ぜひ「もったいない運送」までご相談ください。もったいない運送は、余剰在庫や不良在庫のリユースを行い、廃棄コストの削減に協力いたします。

また、もったいない運送は利用される度に、4つの社会貢献につながります。4つの社会貢献とは、売上の一部で購入した水浄化剤を途上国に寄付、途上国の自立支援、障がい者の雇用創出、環境保全です。

SDGsに関する取り組みを強化するとしたら、効果的なサービスと言えるのではないでしょうか。まずはサービス内容の確認、もしくはご相談ください。

 

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