リサイクル
社会問題
2022/5/6

企業はSDGsに取り組むべきか?目標達成のために何をすべきか

事業を行う上で排出される廃棄物ですが、昨今は環境配慮やエコに対する関心が高くなったことから、その抑制が求められています。また、SDGsというワードの出現により、さらにその傾向が強まったような印象もあるのではないでしょうか。 しかし、実際に産業廃棄物とSDGsが、どんな関係があるのか理解が曖昧という方も、少なくはないのかもしれません。産業廃棄物とSDGsの関係性を確認してみましょう。

SDGsとは?産業廃棄物と関係はあるのか

ここ数年で頻繁に聞こえてくるようになった「SDGs」というワードですが、そもそもどんな意味があるのでしょうか。何となく環境保全やエコにも関係するもの、という風には理解していても、正確なところは把握していない、ということもあるでしょう。 SDGsとは、2015年に国連で採択された国際的な開発目標です。私たち人類は、貧困や紛争、気候変動、感染症といったさまざまな問題を抱えていますが、これからも安定して地球で生活するためには、これらを解決する必要があります。そのため、2030年までに解決すべき具体的な目標が作られました。 SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)と名付けられたこの目標は、17のゴール・169のターゲットが設定されています。その中には、貧困、紛争、気候変動、感染症など、環境問題から社会問題まで幅広いジャンルが含まれ、多くの課題に取り組むものとなっています。 このような大きい目標であるSDGsが、なぜ産業廃棄物と関係しているのでしょうか。

産業廃棄物に関係するSDGs「つくる責任つかう責任」

SDGsは17の目標が立てられていますが、その中に産業廃棄物と大きく関係する項目があります。それが、目標12「つくる責任つかう責任」です。これは「持続可能な生産消費形態を確保する」というテーマを持ち、少ない資源の有効活用や生産と消費に責任を持つことが記載されています。 目標12「つくる責任つかう責任」は、11のターゲットがありますが、産業廃棄物について大きく関わるものは「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する」という項目でしょう。事業を進める上で、多くの産業廃棄物が発生しますが、それに対して責任を持つ必要があります。そうでなければ、SDGsの達成を妨げ、この世界の持続性に対しても大きな影響を与えてしまうかもしれないのです。 また、SDGsに取り組むことは、企業にとって信頼を得る機会であり、新たなビジネスのチャンスでもあります。もし、企業の方針を決定すべき立場にあるのでしたら、積極的にSDGsの達成に取り組み、この世界の持続に貢献しましょう。

SDGsの達成は産業廃棄物の問題が鍵に

産業廃棄物の削減は、SDGsの目標を複数達成させる可能性を持っています。ただ、裏を返せばそれだけ産業廃棄物の存在が、多くの問題を生み出しているとも言えます。産業廃棄物による問題を見てみましょう。

産業廃棄物の排出量と最終処分場の持続

産業廃棄物は日々大量に排出されています。環境省の「産業廃棄物の排出及び処理状況等(令和元年度実績)について」によると、令和元年における全国の産業廃棄物の総排出量は3億8,596万トンと発表されています。この排出量は、かつてに比べると減少していますが、決して小さい数字とは言えません。 また、廃棄物を削減すべき理由として、最終処分場の限界という問題があります。廃棄物はさまざまな中間処理が行われ、最終処分場へ行き着きますが、その残余容量は限られています。最終処分場は新たに建設することは難しく、限界を迎えてしまったら、廃棄物の行き場が失われてしまうことに。廃棄物処分の持続性を守るためにも、産業廃棄物はできる限り削減する必要があるでしょう。

廃棄物のリユース・リサイクル

「つくる責任つかう責任」では、廃棄物の再生利用及び再利用について触れられています。2013年の時点で、ドイツやオーストリアはリサイクル率が50%を超えていますが、日本は20%にも満たない状態であり、それは現在も大きく改善されたとは言えない状態です。 SDGsを達成するには、産業廃棄物のリサイクル・リユースにどれだけ力を入れるか、ということが重要と言えるのではないでしょうか。

食品ロスも産業廃棄物の問題

食品ロスとは、まだ食べられるにもかかわらず、廃棄されてしまう食品のことを指します。日本の食品ロスは年間612万トンに及び、国民一人当たりに換算すると、毎日お茶碗約1杯分の食べ物が捨てられていることになります。 これを削減するためには企業努力が必要とされる一方、消費者の過度な鮮度志向など意識を変える必要があります。そのため、食品ロスの削減は、個人でも取り組める、SDGs達成のための行動として挙げられるでしょう。

産業廃棄物を削減してSDGsに取り組むなら

このように、産業廃棄物とSDGsは大きな関わりがあります。さらに産業廃棄物の削減は、SDGs達成に貢献し、企業にとってのメリットにもつながります。そのため、積極的にSDGs達成に取り組みたい、という場合は、まず産業廃棄物から見直してみると効果的かもしれません。 もし、産業廃棄物の削減についてお悩みであれば、ぜひ「もったいない運送」にご相談ください。もったいない運送は、産業廃棄物のリユース・リサイクルにご協力いたします。 また、もったいない運送は利用される度に、4つの社会貢献につながる、という特徴があります。4つの社会貢献とは、売上の一部で水を綺麗にする浄化剤を購入して途上国に寄付、障がい者の雇用創出、途上国の自立支援、環境保全です。 SDGs達成の取り組み、産業廃棄物の削減であれば、もったいない運送にお任せください。

 

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