包丁の寿命はどれくらい?安全な捨て方や適切な処分方法
調理器具の中でも代表的と言える存在は、やはり包丁でしょう。包丁は使い続けると劣化が進行してしまいますが、どのようなタイミングで寿命だと判断すべきでしょうか。
また、寿命を迎えた包丁の処分方法についても確認したいところです。包丁の寿命や捨て方をご紹介します。
包丁の寿命はどれくらい?種類によって異なる
調理器具の中でも頻繁に使う包丁は、切れ味が悪くなると違和感を抱いてしまいますよね。
包丁は素材についてもさまざまですが、家庭用として一般的と言えるのでは、ステンレス製ではないでしょうか。このステンレス製の包丁についても、使用や手入れの頻度によって寿命は異なります。ステンレス製の包丁を欠かさず手入れし、丁寧に使った場合なら、寿命は10年以上となるでしょう。
また、セラミック製のものは、摩耗性が低く切れ味が衰えにくい特徴がありますが、歯こぼれてしてしまうと切れ味が悪くなる、というデメリットがあります。
そして、プロに使われることが多い、鋼の包丁は手入れをしなければ、サビやすいことが特徴です。もし、鋼の包丁を所持する機会があれば、頻繁に手入れをするよう心がけてください。
包丁の寿命を延ばすには?お手入れの方法
包丁を長く使うためには手入れが必要ですが、どのような方法があるのでしょうか。包丁の切れ味を保つには、砥ぐことが大切です。それも、シャープナーか砥石を使うという、2つの方法があります。
シャープナーと砥石は、包丁の切れ味を出すという意味では、同じ用途ですが、切れ味の持続性に違いがあります。シャープナーは簡易的に包丁を砥ぎ、手間も少ないことから、非常に便利です。しかし、包丁をしっかりと長く使い続けるためなら、やや手間はありますが、砥石が適切と言えるでしょう。
日常的に使うのであればシャープナー、本格的に砥ぐときは砥石と認識しておけば問題ありません。
包丁が寿命を迎えた?適切な処分方法は?
それでは、包丁が寿命を迎えた場合、もしくは何らかの理由で手離すことを決めたとき、どのような方法で処分すべきでしょうか。包丁の捨て方はいくつかあるので、処分方法を確認してみましょう。
自治体による回収
包丁を自治体の回収によって処分してもらう場合は、正しく分別する必要があります。多くの地域では、包丁を不燃ごみか金属ごみに分類していますが、これは自治体によってルールが異なるため、必ず事前に確認してください。
また、包丁は危険なものであり、捨てる際には注意が必要です。まずは、コンクリートや石に叩き付け、刃を潰しましょう。さらに新聞紙や厚紙、段ボールで刃を包み、できるだけ刃の部分を覆い、刃物であることも明記してください。
それから、これらの作業を行う際は、軍手を付けるなど、十分に注意することも大切です。
買取サービスを利用する
まだ使用できる包丁であれば、買取サービスを利用して売却も可能です。刃物を専門とした買取サービスもあれば、リサイクルショップ、フリマアプリやオークションサイトもあります。
フリマアプリやオークションサイトで出品する場合は、トラブルを避けるためにも、切れ味や状態について詳しく伝えるようにしましょう。また、梱包の際にも危険がないよう注意してください。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者が刃物の処分にも対応していることがあります。不用品回収業者は指定した日時に駆け付け、スムーズに不用品を回収してもらえる、というメリットがあります。
さらに、不用品回収業者は回収した不用品をリサイクルやリユースに役立てるというメリットも。もし、年末の片付けや模様替えで、たくさん不用品が出てしまったら、不用品回収業者の利用も検討してみましょう。
寿命を迎えた包丁の処分が社会貢献につながる
何か事情があって包丁を処分するにしても、可能であれば環境への負担や資源を無駄にしてしまうことを考えると、少しためらってしまいますよね。そんなときは、不用品回収サービス「もったいない運送」をご利用ください。
「もったいない運送」は、回収した不用品をリサイクルやリユースに役立てるだけでなく、4つの社会支援につながる取り組みを行っています。衛生的な水を得られない地域に水浄化剤を寄付する。障がい者の雇用創出。途上国の独立支援。環境保全など。
不用品にお悩みだけでなく、社会貢献について興味がある場合は、ぜひ「もったいない運送」のサービス内容だけでも確認してみてください。