捨てるときの罪悪感と決別!もったいないを生かして手放すには
捨てることに罪悪感があって、なかなか捨てられない。もったいない気がする。そんな気持ちとお別れして、部屋をすっきり片付けたいと思っていませんか?
実は、ものを捨てることに対する罪悪感には、不安や恐怖などの負の感情が隠れていることが多いのです。
この感情を無視せずに向き合えば、「もったいない」と思う気持ちを否定せずに手放せるようになるかもしれません。この記事では、あなたの罪悪感の裏に隠れている感情を探り、気持ちよく手放す方法についてお伝えします。
捨てる罪悪感はどこから?もったいないの正体
まずは「もったいない」と思う気持ちの裏に隠された、感情の正体を探りましょう。
お金や想い出を捨てた気がしてしまう
「値段が高かったのにもったいない」「大切な想い出だから捨てられない」。
このように感じている方は、お金や想い出を捨てることに対する罪悪感が「もったいない」に繋がっているかもしれません。毎年、大掃除で次のようなものを捨てられずにいませんか。
- 気に入って購入したが今は使っていない衣類やバッグ
- 奮発して購入したが今は使っていない家電製品
- 子供からもらったが収納したままで見ることがない作品
今は使っていないもの、定期的に見て想い出を振り返ることがないものは、持っているだけでは価値を失っている状態です。まずは、使わずに持っているだけの方が手放すよりも損していることに気付く必要があります。
いつか使うかもしれないと感じてしまう
「今は使っていないけれど、いつか使うかもしれない」
このように感じている方は、まだ使えるものを捨ててしまうことに対する罪悪感が「もったいない」に繋がっているかもしれません。家に次のようなものが眠っていませんか。
- 何個も家にあるハサミやホチキスなどの文房具
- 痩せたら着られるかもしれない衣類
- 取っておけば収納に使えそうな空き箱
確かに、まだ使えるものを捨てることは「もったいない」かもしれません。しかし、使う時期を明確にイメージできないものは、使わないことが多いものです。
使わないものを残しておくと、本当に使いたいものを収納しづらくなり、部屋が散らかる原因になります。どうしても捨てることに罪悪感を持ってしまう場合は、人に譲ったり寄付したりすることも検討しましょう。
失敗につながる気がしてしまう
「捨てたあとに後悔するかもしれない」という想いが強い人は、失敗を恐れているのかもしれません。
人は命を守るために環境の変化を嫌い、現状維持を好みます。そのため、失敗して後悔するくらいなら、捨てない方がよいと思うことは当然の心理なのです。
しかし、失敗したくない意識が強すぎる方は、過去にものを捨てて後悔した経験があるのかもしれません。そのような場合は無理に捨てようとせず、ものと向き合う時間を大切にしましょう。
あなたが過去にものを捨てて後悔した経験を思い出し、捨てない方がよいものの傾向を知る必要があります。傾向を知れば捨ててよいものが明確になり、捨てる決断がしやすくなるかもしれません。
「もったいない」と「捨てる罪悪感」の対策5選
罪悪感を持つことなく捨てるためには、ちょっとした工夫が必要です。「もったいない」が頭に浮かんだときに効果的な5つの対策をご紹介します。
ものを捨てるルールを作る
罪悪感が邪魔をして捨てられない場合は、捨てる判断を感情に任せている状態です。これでは、考え方の癖やその時の気分によって、決断が左右されてしまいます。
これを防ぐためには、ものを捨てるルールを明確にする必要があります。
- 1年間使っていないもの
- サイズが合わないもの
- 修理代がかかりすぎるもの
- 同じ用途のものが複数あるもの
- 収納スペースに入りきらないもの
このように捨てる決断をするためのルールを作り、当てはまるものはバッサリと捨てるようにします。
この方法のメリットは、部屋が片付くだけでなく、決断力を鍛えられることです。ランチメニューをなかなか決められない、仕事の決断を先延ばししてしまう方は、決断力が身に付きやすくなります。
別の用途で使えるか考える
別の用途で使えないか検討すれば、日本古来の「もったいない」精神を上手に生かせるかもしれません。
江戸時代の人々は、着られなくなった着物は座布団や布団に仕立て直したり、おむつや雑巾にしたりして再利用することが当たり前でした。先人に倣って別の用途で利用すれば、新たな価値が生まれます。
- 着なくなった衣類…小物づくりの生地や雑巾にする
- 使わない器…花瓶や小物入れにする
- 空き箱…ティッシュケース・収納ケース・ごみ箱にする
しかし、別の用途がすぐに思いつかない場合は、捨てる決断をするようにしてください。決断を先延ばししてしまうと、捨てられないものが増えてしまうためです。即断即決を心がけましょう。
試しに使ってみる
久しぶりに使ってみると、使わなくなった理由がわかるかもしれません。
最近着ていない服を着てみたり、遊んでいないゲームをしてみたり、もらったのに使っていないものを使ってみたりしてみましょう。「わくわくしない」「気持ち良くなれない」「不便だな」などの、ものに抱いているマイナスな感情の発見につながります。
使っていない理由がわかれば、納得して手放せるかもしれません。
紙類ならデータ化してみる
定期的にたまっていく書類や手紙、写真などはデータ化をおすすめします。
たとえば、子供が学校からもらってきた手紙はスマートフォンで撮影し、画像データとして保存しておきます。紙の手紙が捨てやすくなるうえに、スマートフォンからすぐに手紙の内容を確認できるので便利です。
ほかにも、公共料金やクレジットカードの明細はWeb照会に切り替えたり、電子書籍を購入したり、取扱説明書はWeb版を閲覧したりすることもおすすめです。紙類を捨てる罪悪感が減るだけでなく、処分に割く時間と手間も減らせます。
リユースや寄付に挑戦する
- 別の用途が思いつかない
- 捨てるルールに当てはまるが捨てづらい
- まだ使えるからどうしても捨てられない
このような場合は、リユースや寄付で誰かに使ってもらう方法もあります。リサイクルショップ・買取サービス・不用品回収業者などを利用すれば、誰かの役に立てるかもしれません。
サービスの利用は手間に感じる人もいるかもしれませんが、自宅まで回収しにきてくれるサービスを利用すれば、複数の不用品をまとめて片付けられます。品物ごとにチケットを購入したり、回収場所まで運び出したりする必要のある「粗大ごみ回収」よりも手間をかけずに手放せます。
「もったいない」と「捨てる罪悪感」が強いなら
「もう使わないけど、まだ使えるからもったいない」
「罪悪感なく手放したい」
「手放したいものが多すぎて処分に困っている」
「処分にはなるべく手間やお金をかけたくない」
そんな想いを大事にしたい方は、もったいない運送を利用してみませんか。
もったいない運送では、家電や衣類はもちろん、食器・趣味用品・子供のおもちゃ・雑貨など、リサイクル・リユースが可能な幅広いアイテムの回収を行っています。
回収対象となる品目はこちら
貨物運送サービス「赤帽」の軽トラック1台分(約3.5㎥)の送料のみで回収する仕組みのため、一般的な不用品回収サービスの費用相場よりも4,000円~25,000円以上お得に回収できます。できる限り簡単に、短時間で安く片付けたい方にぴったりの不用品回収サービスです。
回収させていただいた不用品は、リユースやリサイクルを通じて次の4つの社会貢献にもつながります。
- リユース・リサイクルによる環境保全
- 途上国での修理依頼による雇用創生
- 途上国へ100リットルの水をきれいにできる浄化剤の寄付
- 国内の障がい者の雇用創生
不用品の処分でお困りの場合は、寄付を通じてさまざまな社会貢献ができる「もったいない運送」をご活用ください。捨てることに対する罪悪感から解放され、前向きに手放せる新しい習慣が身に付くかもしれません。