テントの処分方法は?正しい捨て方とキャンプブームの原因
キャンプを楽しむ際に、必須と言えるテントですが、何らかのタイミングで処分することもあるはずです。そんなとき、どのように処分するべきか、迷ってしまうこともあるかもしれません。
テントの正しい処分方法を確認してみましょう。また、テントの処分が社会貢献につながる方法もご紹介いたします。
テントの捨て方とは?正しく処分しよう
テントを捨てる方法はいくつかあります。誤った方法で処分しないよう、注意しましょう。
自治体による回収
テントをごみとして自治体に回収してもらう場合は、部品ごとに解体して分別する必要があります。生地や布、ビニールの部分は可燃ごみに。支柱などの金属は不燃ごみです。
また、サイズが大きい場合は粗大ごみに分別されます。大きさに関しては「1辺の長さが30センチメートル以内」「1辺の長さが50センチメートル以内」などが目安です。粗大ごみの場合は、処分費が発生します。コンビニやスーパーでごみ処理券を購入しましょう。料金の目安は500円前後となります。
自治体による回収について注意すべき点は、ルール、料金などが地域によって異なることです。処分の前に必ずお住いの自治体のルールを確認してください。
買取サービスの利用
もし、まだ利用できるテントを処分することになったら、ただ捨ててしまうことは、もったいないと思ってしまいますよね。そんなときは、買取サービスの利用を検討しましょう。
リサイクルショップや、インターネットのフリマアプリ・オークションサイトなど、ご自身の状況に合った方法を探してみてください。買取サービスの利用は、リサイクルよりも推奨されている「リユース」という手段になるため、ぜひ積極的に利用したいところです。
注意点としては、買取相手を探すことに手間がかかってしまうことでしょう。リサイクルショップの場合は、近所に存在しないこともあり、フリマアプリ・オークションサイトは自身で出品から梱包配送という手間も発生します。時間や労力に余裕があれば、ぜひチャンレンジしてみてください。
キャンプに興味を持っている人に譲る
身近な人にテントを譲る、という方法も無駄を抑えられます。昨今、キャンプは人気のある趣味として広く知られています。そのため、身近な人がテントを必要していることもあるでしょう。
また、買取サービスの利用と違い、身近な人が喜ぶ姿を実感できることも、譲るという方法のメリットではないでしょうか。テントが不用になったときは、一度アウトドアに興味がありそうな人に声をかけてみてください。
不用品回収サービスに依頼して処分する
買取サービスや譲る相手を探すには、時間的な余裕がない…という場合、おすすめの方法が不用品回収サービスの利用です。不用品回収サービスは、指定した時間に駆け付け、迅速に不用になったテントを回収するため、手間はほとんどかかりません。
また、不用品回収サービスによって回収された不用品は、リサイクルやリユースに役立てられるため、無駄になることもない、という特徴もあります。時間がないときに関わらず、地球の資源を無駄にしたくないときなど、ぜひ不用品回収サービスを利用してみてください。
テントの処分はもったいない?キャンプが人気
テントを処分する機会がやってきたら、ただ捨ててしまうことは、もったいないことと言えます。なぜなら、ここ数年でテントを利用するキャンプが、非常に人気が出ているからです。
1990年代の前半、週休二日制を取り入れた企業が増えたことで、休暇をキャンプで過ごすという人が増えました。それは第一次キャンプブームと言われるほど、キャンプは人気となりますが、2000年に入ると日本の景気と一緒にそれは衰退していきます。
しかし、2015年から第二次キャンプブームが訪れます。その原因は、SNSが人々の生活に定着したことが原因の1つです。キャンプへ出かければ、SNSに投稿する映えスポットを目にすることがあるでしょう。投稿した景色に反応があることに喜びを感じる、美しい景色を目にした人が興味を持つ、といった具合にキャンプの注目度が上がっていたのです。
他にも、キャンプを取り扱ったアニメ、グランピングなどが流行を後押ししたと考えられています。そのため、テントのようなキャンプグッズは非常に人気があります。テントを処分する機会が訪れたとしても、ただ捨ててしまうのではなく、リユースや不用品回収サービスに依頼することを検討してみてください。
テントの処分が社会貢献につながる
昨今は、サスティナブルな行動が求められる時代です。そのため、テントを処分するときも何か役立つ方法がないだろうか、と考えてしまうこともあるでしょう。
そんなとき、不用品回収サービス「もったいない運送」をぜひご利用ください。「もったいない運送」は、不用品回収サービスによって得た利益の一部を、さまざまな社会貢献に役立てる取り組みを行っています。発展途上国に水浄化剤を寄付する、障がい者の雇用創出、環境保全など。このような取り組みに興味があれば、ぜひ「もったいない運送」のサービス内容だけでも確認してみてください。