引っ越しに向く日とは？縁起の悪い日だった場合の対策も紹介

就職や結婚などのライフイベントをきっかけに、引っ越しする人も多いと思います。しかし、せっかく引っ越しをするなら、縁起のいい日を選んで心機一転、素敵な新生活をスタートしたいものです。

今回は「引っ越しに向いた日はいつ？」「縁起の悪い日に引っ越しが決まったらどうしたらいいか？」などなど、縁起がいい引っ越しの日についてまとめてみました。

引っ越しに向く縁起のいい日とは？

引っ越しに向く縁起がいい日は、一般的に「大安」が知られているかもしれませんが、他にも運気をもたらす日がいくつかあります。引っ越しに向く、縁起のいい日をご紹介します。

大安

大安は中国の占いの六曜の1つです。六曜は、大安・先勝・友引・先負・仏滅・赤口の6つ存在し、それぞれ意味がありますが、中でも一番縁起のいい日が大安になります。

引っ越しや建築、新婚旅行などに最適と言われ、1週間に1回程度の周期で数も多いことから、引っ越しに合わせやすい縁起のいい日と言えるでしょう。

友引

友引も六曜の1つで「幸せを分け合う」「何事も無事に終える」という意味を持っています。大安の次に良い吉日と言われており、引っ越しに最適な日です。

ただし、友引は正午のみ凶になるため要注意。近場なら午前、遠方なら正午を過ぎた午後に引っ越しをするのがおすすめです。

先勝

先勝も六曜の1つで「先んずれば勝つ」という意味を持っています。先勝も縁起がいい日ですが、午後が凶となるため、早朝から引っ越しをして午前中に済ませましょう。

天赦日

天赦日は陰陽五行説と十干十二支の2つをもとにできた日です。こちらは「神様がすべての罪を許してくれる日」という意味で、何事も上手くいく日と言われています。

年に5～6回ほどしか訪れないため、この日に引っ越したとしたら、特別感が増して縁起のよさを実感できるかもしれません。

一粒万倍日

一粒万倍日は二十四節気と干支によって決まった吉日で、1粒のもみから何万倍の稲穂になって豊作になったという、わずかな努力が大きな結果を生み出す日と言われています。

この日は、6日に1度のペースで訪れますが、天赦日と重なることもあり、その日は最強の開運日と言われるほどです。一粒万倍日と天赦日が重なれば、引っ越しの他にも、新しい財布を買ったり、開業など新しいことを始めたり、とにかく縁起のいい日として知られています。

引っ越しに向かない縁起の悪いは

p>引っ越しに向いている日もあれば、縁起が悪くて向いていない日もあります。それぞれ、どんな特徴があるのか見てみましょう。

仏滅

仏滅は六曜の1つで一番縁起が悪く、新しいことを始めるときやお祝い事に向いていない日と言われています。引っ越しを避けたほうがいい日とされますが、午後からは縁起が良くなるという説も存在します。

赤口

六曜の1つでお祝い事は避けたほうがいい日。赤口神という神様が由来で配下の鬼神を使い、人々に凶事をもたらすことや、「赤」が火事を連想させるため、引っ越しは避けたほうがいい日だと言われています。

不成就日

不成就日は何をやってもうまくいかない、成就しない日と言われており、引っ越しに適しません。こちらは六曜ではなく、十干十二支の組み合わせによって吉凶を判断する「選日」によるもの。

そのため、月に3～5回ほどあり、大安など縁起がよい日取りと同じ日に重なることもありますが、そんなときは不成就日を優先して考える方が一般的です。

縁起が悪い日に引っ越すときの対策

縁起がいい日に引っ越ししたいと思っていても、スケジュールがなかなか取れず、他の凶日と重なってしまうこともしばしば。ここからは縁起が悪い日に引っ越すときの対策を紹介していきます。

新居付近の神社でお参り

縁起の悪い日に引っ越す場合は、新居周辺の神社に行き、氏神様へ挨拶をしましょう。地域にはそれぞれその土地を守っている氏神様がいます。新居の近くの神社にお参りすることは、氏神様へ「新しくこの土地で生活をします。よろしくお願いいたします」と挨拶をすることと一緒です。

これにより、縁起の悪い日に引っ越したことに対する不安が和らぎ、新しい生活のスタートに踏み切れるはずです。

大安の日に新居へ荷物を持ち込む

縁起が悪い日に移動になっても、新居への荷物の持ち込みを大安にすれば縁起がいいと言われています。たとえ、人の移動が仏滅や赤口でも「荷物を運び入れた日が引っ越し日」と認識される説があるため、日にちを分けたり、先に大きな荷物だけ持ち運んだりするといいでしょう。

仏滅や赤口も時間によっては吉

縁起が悪い日に引っ越しが決まっても、時間帯によって引っ越しができる日が仏滅と赤口です。

仏滅の場合は、午後からは縁起が良くなるため、午後からの引っ越し作業がおすすめです。赤口の場合は正午とその前後が吉になるため、正午前後の11:00～13:00の間で引っ越し作を行えば、縁起の悪さを回避できると言われています。

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