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2023/3/7

滞留在庫とは?損失を抑えるための削減方法と処分方法

在庫にはさまざまな種類がありますが、滞留在庫とはどのような在庫を指すのでしょうか。滞留在庫は保管期間が長いほど経営をひっ迫させる原因になるため、削減や早めの処分が求められます。

本記事では、滞留在庫のデメリットや余剰在庫との違い、損失を抑えるための削減方法・処分方法をお伝えします。

処分方法は廃棄だけではありません。コストパフォーマンスの高い持続可能な処分サイクルについてもご紹介します。

滞留在庫とは?抱え続けるとデメリットも

滞留在庫とは、企業が抱えている在庫のうち、売れる見込みが低く需要のない在庫のことです。デッドストックや死蔵在庫とも呼ばれています。

たとえば、次のような在庫は滞留在庫に分類されます。

  • 値下げしても売れない
  • パッケージが破損している
  • 商品に傷や汚れがある
  • 賞味期限が近い

また、滞留在庫は抱えているだけで次のようなデメリットがあります。

  • 商品の品質が低下する
  • 仕入れ額を回収できない
  • 保管スペースや管理に費用がかかる
  • 在庫で作業スペースが狭くなり作業効率が下がる
  • 在庫にかかる税金が経営の負担になる

このように、滞留在庫は抱えているだけで出費が増加し、経営をひっ迫させる原因になります。

とくに税金問題については深刻です。税金は商品の売上だけにかかるのではなく、在庫に対してもかかります。在庫は資産の一部として見なされるためです。

つまり、滞留在庫は利益を生み出さないだけでなく、他の商品で売り上げた利益をも減らしてしまうのです。

滞留在庫と余剰在庫の違いとは

余剰在庫とは、売れ残った商品のことです。滞留在庫と似ていますが、明確に異なる点があります。それは、「今後売れる可能性がある点」です。

余剰在庫は売れ残りであるため、まったく売れない需要のない商品というわけではありません。今後、売れる可能性のある需要のある商品だといえます。倉庫に長期間保管されている商品でも、売れる見込みがあるものは余剰在庫の扱いになります。

しかし、余剰在庫も売りきるための対策を打たなければ、滞留在庫になるリスクもあります。たとえば、今年流行した衣服は来年も同じように売れるとは限りません。早めに売り切らなければ需要がなくなり、滞留在庫になる恐れがあります。

滞留在庫が発生する原因と削減方法とは

そもそもなぜ、滞留在庫が発生してしまうのでしょうか。3つの発生原因と削減方法についてご紹介します。

仕入れ過多

売り上げ個数を予想して仕入れたものの、予想していたよりも商品が売れずに大量に売れ残れば、多くの滞留在庫が発生します。これが仕入れ過多です。

仕入れ過多がおこりやすいケースは次の通りです。

  • ブームの商品を大量に仕入れる
  • 欠品による機会損失を防ぐために多めに仕入れる
  • 景気が悪くなっても以前と同じ量を仕入れる
  • 発注のミス

流行や景気に合わせた仕入れができていない場合や、欠品による売り上げ低下を極端に恐れていることが主な原因です。

在庫が一定の数量に達した時点で発注するよりも、毎週定期的に在庫を確認し在庫切れにならない程度の量を発注すれば、欠品や滞留在庫の発生を防ぎやすくなります。

在庫整理が不十分

在庫の保管場所や数を把握できていない状態では、商品を店頭に並べる際に在庫を発見できない場合があります。在庫があるにも関わらず新たに商品の発注をかけてしまい、滞留在庫を生み出す原因になります。

正確な入庫・出庫の記録と在庫状況を把握できる管理システムの導入や、在庫の保管場所の整頓が必要です。

各部門の連携が取れていない

商品の製造から販売まで行っている会社では、マーケティング・製造・販売・経理などの各部門で連携がとれていないと、滞留在庫を抱える原因になります。

各部門の目的や理想は、次のように異なるためです。

  • マーケティング部門…ある時期までに商品AをX個売りたい
  • 製造部門…必要な数量だけを製造したい
  • 販売部門…在庫を切らさないように多めに仕入れたい
  • 経理部門…在庫による損失を抑えたい

各部門の目的や理想が異なれば、臨機応変な在庫管理が難しくなります。商品の需要に応じた製造個数・販売個数・仕入れ個数・在庫などを各部門で連携すれば、過剰な生産や仕入れを防ぎ、滞留在庫を抑えられます。

滞留在庫の対処法とは?CSRにつなげる方法も

滞留在庫をまったく抱えないようにすることは難しいものです。では、発生してしまった滞留在庫は、どのように処分すれば損失を抑えられるのでしょうか。

  • 滞留在庫をなるべく早く安く手放したい
  • さまざまな種類の滞留在庫を一度に処分したい
  • なるべく廃棄はしたくない

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