弓はどうやって処分する?正しい捨て方と意外な需要
趣味で弓を使っていた、お子さんが弓道部に所属していた、という場合は、弓道の道具が自宅のどこかで眠っている、ということもあるのではないでしょうか。何とか処分したいと思っても、弓を捨てる機会はほとんどないため、どういう方法が正しいのか、わかりかねてしまいますよね。
弓道で使う弓にスポットを当てて、正しい捨て方を確認してみましょう。また、弓を捨てることが社会貢献につながる方法もご紹介します。
弓の捨て方とは?正しい処分方法
弓の捨て方は、いつくか考えられます。その中でも一般的と言える方法をご紹介します。
自治体による回収
不用になったものを処分するとき、多くの場合は自治体による回収を利用するのではないでしょうか。自治体に回収してもらう場合は、燃えるごみや燃えないごみ、といった正しい分別が必要となりますが、弓の場合は、粗大ごみと考えた方がいいでしょう。
粗大ごみは、有料の回収となるため、自治体に連絡して申し込み、スーパーやコンビニでごみ処理券を購入する必要があります。ただ、自治体によっては50センチ未満のものなら燃えるごみとして回収してもらえます。50センチ未満に切断することで燃えるごみとして処理してもらうことも検討してみましょう。
しかし、燃えるごみとして回収してもらえるサイズは自治体によって異なります。また、弓は自治体で処理できないという地域もあるため、処分の前に問い合わせることが、もっとも安全だと言えるでしょう。
買取サービスを利用
まだ使える弓であれば、買取サービスを利用することも方法の1つとして挙げられます。
買取サービスの中にも、リサイクルショップ、フリマアプリやネットオークションといった方法がありますが、弓は専門の買取店も存在します。フリマアプリやネットオークションで取引を行うことは、自由なようで出品から梱包発送など多くの手間が発生してしまうデメリットも。
だとしたら、専門店で安心して買取してもらった方が、スムーズかもしれません。ぜひ、時間や労力と相談しながら、買取方法を検討してみてください。
不用品回収サービスを利用
自治体による回収も難しく、買取サービスの利用が億劫だ、という場合は、不用品回収サービスを利用する、という手段もあります。不用品回収サービスは、手間をかけることなく、多くの不用品を回収してもらえます。弓のような大きなものも、円滑に処分できることでしょう。
また、不用品回収サービスに回収された不用品は、ただ処分されるのではなく、リサイクルやリユースに役立てられます。愛用していた弓が無駄にならないのであれば、安心ではないでしょうか。
処分の前に知りたい!弓の需要
弓を処分する前に、ちょっと気になることは、弓にどれほどの需要があるのか、ということではないでしょうか。それによって、処分方法も変わってくるかもしれませんよね。
2021年3月末の時点で、全日本弓道連盟の会員数は、135,660名となります。また、弓道は日本の武道であることから、海外では知名度が低いように思われますが、決してそうではありません。
ドイツの有名な哲学者であるオイゲン・ヘリゲルは、日本文化の紹介者として海外で有名であり、特に弓道を通して禅を広めています。その著作に「弓と禅」というものがありますが、ここには弓道の精神と礼節を重んじる面が書かれ、海外の人々の関心を惹き付けました。そのため、弓道はオリンピック競技ではないにもかかわらず、欧米各国を中心に競技団体が設立されています。
最も盛んであるドイツでさえ、弓道連盟登録者数は約1,100人という数字ではありますが、多くの人が魅力に感じる競技であることは間違いないでしょう。
弓の処分が社会貢献につながる
このように、弓の処分方法はいくつかありますが、ただ捨ててしまうことは「もったいない」と感じることもあるでしょう。愛着のある弓なら、手離すことすら抵抗があるかもしれません。そんなときは、不用品回収サービス「もったいない運送」をご利用してはいかがでしょうか。
「もったいない運送」は、回収した不用品をリユース・リサイクルに役立てるだけでなく、4つの社会貢献につながる取り組みを行っています。4つの社会貢献とは、環境保全、障がい者の雇用創出、売上の一部で購入した水を綺麗にする浄化剤を途上国に寄付、途上国の自立支援です。
愛着のある弓を手離すなら何かに役立てたい。途上国の現状が気になる。ボランティアや寄付に興味がある。そんなときは「もったいない運送」のサービス内容だけでも確認してみてください。