不用品回収
2022/3/14

ラジオの捨て方は?正しい処分方法や再評価の背景をご紹介

インターネットが広く普及してから、専用の機器を使ってラジオを聞く機会は、かなり減ってしまったように思えます。そのため、持て余しているラジオが自宅にあって困っている、ということもあるはず。そんなラジオを適切に処分する方法を確認してみましょう。

また、ラジオを捨てることで社会貢献につながる方法もご紹介します。

ラジオの処分方法とは?正しい捨て方

ラジオの処分方法はいくつか挙げられます。正しく捨てるには、どのような方法があるのでしょうか。

自治体の回収によって処分する

不用品を処分する方法として、一般的と言えるものが、自治体による回収を利用することです。自治体による回収は費用もかからず、指定の日時と場所に不用になったラジオを出すだけなので、手間もほとんどありません。

ただ、正しく分別する必要があります。小型のラジオであれば燃えないごみとして処分が可能です。しかし、30~50センチ以上の大きいラジオは粗大ごみとなり、処分費が発生します。自治体に収集依頼を行った後、スーパーやコンビニでごみ処理券となるシールを購入。それをラジオに貼り付け、指定された日時に、指定の場所まで出してください。

また、ラジオが粗大ごみとなるサイズは、自治体によって異なるため、あらかじめ問い合わせて、確認しておきましょう。

小型家電リサイクルの回収ボックス

小型家電リサイクル法の施行によって、家電量販店や役所に小型家電回収ボックスが設置されるようになりました。これは、小型家電に含まれる金や鉄といった素材を回収することが目的で、小型のラジオも対象となります。そのため、小型ラジオの処分に困ったら、回収ボックスに投函するだけでリサイクルの協力ができるのです。

小型家電回収ボックスで回収できる、家電の大きさは限りがあります。これは地域によって異なりますが、目安としては横30センチメートル×縦15センチメートル以下です。近所に小型家電回収ボックスがあれば、ぜひサイズを確認してみてください。

買取サービスを利用する

昨今では、さまざまな買取サービスがあります。例えば、リサイクルショップはもちろん、オークションサイトやフリマアプリなどです。これは不用になってしまったラジオを売ることで、処分費用を抑えられるため、お得な方法と言えます。

ただし、リサイクルショップが近所にない場合は探す必要がある、インターネットで売るには出品から梱包まで手間がかかる、というデメリットもあるため、時間に余裕があるときにチャレンジしたい手段です。

不用品回収業者を利用する

ラジオの他にも多くの不用品が出てしまった。早めに片付けたいのに時間がない。そんなときは、不用品回収サービスの利用がおすすめです。不用品回収サービスは費用がかかってしまいますが、多くの不用品があっても迅速に片付けを手伝ってもらえます。

また、不用品回収サービスによって回収された不用品は、リユース・リサイクルに役立てられます。不用品の処分と聞くと、環境負荷が気になるところですが、リユース・リサイクルされるのであれば安心ですね。

捨てる前に知りたい!ラジオの需要

ラジオを処分する前に、1つ気になる点があるかと思います。それはラジオが現在、需要があるのかどうか、ということではないでしょうか。さまざまな娯楽が増えたことで、以前よりもラジオの存在感は薄くなってしまったようにも思えます。

しかし、この時代だからこそラジオが注目されているとも言われているのです。なぜ、ラジオが注目されているのか、確認してみましょう。

ラジオが若者に注目されている

1970年頃から高音質のFM放送局が次々と誕生し、音楽を中心にラジオ番組は大変な人気がありましたが、娯楽が多様化するにつれて、ラジオは衰退していきます。そのため、ラジオは失われていく文化ではないか、という考えも少なくありませんでした。

しかし、2020年に入るとラジオのリスナーが増えたと言われ、特に若者から注目されています。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大があり、緊急事態宣言が出されると、その傾向が強くなりました。これは、アイドルやタレントがラジオパーソナリティを務める番組を楽しむ人が増えたから、という点もありますが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛や在宅勤務といった、生活の変化も関係していると考えられています。最近ではインターネットでラジオを聞けるため、若者から注目されることは、環境の変化も手伝えば自然だと言えるかもしれません。

ただ、興味を持つ人が増えると、さまざまな楽しみ方が増えると考えられます。そうなると、ラジオ専用の機器も需要が高まる可能性がある、と言えるでしょう。

災害時に役立つラジオ

娯楽として見直されているだけでなく、自然災害への関心が強まる昨今、防災という観点からラジオの有用性が注目されています。

ラジオはテレビよりも、地域に根差した詳細な情報を発信し、同じ情報を繰り返すのではなく、番組の個性や放送エリアに合わせた情報を発信する、という特徴があります。また、ラジオは電池や手回し、太陽光で動く機器もあり、災害時の停電にも役立つ、という側面も。

さらに、ラジオは持ち運びが可能であること、端末によってはライトやサイレンといった機能がついています。そのため、ラジオは防災グッズとして優秀であり、緊急時用として家庭に1つあると安心できるかもしれません。

ラジオの処分が社会貢献につながる

娯楽としての価値や有用性が再評価されるラジオですが、何らかの事情で「処分したい」ということもあるはずです。しかし、ただラジオを処分してしまうことは「もったいない」と感じることもあるでしょう。そんなときは、不用品回収サービス「もったいない運送」をご利用ください。

「もったいない運送」は不用品を回収後、リサイクルやリユースに役立てるだけでなく、4つの社会貢献に取り組んでいます。4つの社会貢献とは、売上の一部で水を綺麗にする浄化剤を購入して途上国に寄付、途上国の自立支援、障がい者の雇用創出、環境保全です。

不用品の処分が「もったいない」と感じる。途上国の支援に興味がある。環境保全が気になる。そんなときは、ぜひ「もったいない運送」をご利用ください。

 

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