整理整頓
掃除
2022/2/28

片付けられない人の心理とは?具体例や改善方法をご紹介

散らかった部屋。何とかしたいと思いながら、片付けが後回しになってしまう、という人は少なくないはず。片付けられない原因は、どういった心理が働いているのでしょうか。片付けられない人の心理・特徴や、改善方法をご紹介します。

また、片付けを行うことで、社会貢献につながる方法もご紹介します。

片付けられない人の心理とは?

片付いた部屋と散らかった部屋。どちらがいいかと聞かれたら、多くの人は片付いた部屋と答えるはずです。しかし、片付けが面倒くさくて仕方がない、という人も少なくないでしょう。なかなか片付けられない人には、どのような心理が働いているのでしょうか。

溜め込むと落ち着く心理

片付けられないタイプの人の中にも、さまざまなタイプが存在します。その中でも代表的と言えるタイプが、ものを溜め込んでしまう人ではないでしょうか。そういった人は、ものが多い方が落ち着くという心理が働いているかもしれません。例えば、日用品のストックが少しでも減ってしまうと、不安になってしまう、という人は、このタイプと言えるはずです。

言い換えると、このタイプの人は、損をしたくないという心理が強く働いています。他にも、安いと感じたら買ってしまう、お得なセット売りはつい手を出してしまう、といったパターンもこれに当てはまります。

ものを溜め込むと、部屋にある収納スペースの限界を超えてしまい、散らかってしまいます。散らかった部屋によるデメリットを考えると、ものを溜め込んでいる状態の方が、損をしているかもしれない、と考える必要があるでしょう。

捨てられない人の心理

不用品、ごみを捨てられずに、部屋を散らかしてしまうタイプも存在します。ものを捨てられないタイプは、心の奥に人間関係のトラブル、悩みや悲しみが隠れていることがあります。

感情を強く抑えた反動で心の中に穴が空いてしまい、それを埋めるように、ごみを溜めてしまうのです。もし、身近な人にごみを溜め込んでしまう方がいるとしたら、それを解決するためにも、過去のトラブルや悲しみに向き合うことが大切かもしれません。

取捨選択が苦手

片付けや整理整頓は、何が必要で何を捨てるべきか、という選択の連続です。しかし、こういった取捨選択が苦手だとしたら、部屋が散らかりがちになってしまう恐れがあります。

そのような、決められない心理はストレスや過労が関係しているかもしれません。外では正しく振舞おうとするあまり、自宅では緊張の糸が切れて、片付けまで気が回らないことに。そんなときは、ストレスや過労を和らげる方法を模索してみましょう。

一度で終わらせようという心理が強い

完璧主義の傾向が強いタイプは、部屋の片付けを一度で終わらせようと、考えてしまっているかもしれません。

月日を重ねて散らかった部屋は、一日で終わらせることや、完全に整頓することは、難しいことです。それがこなせないと思うと、片付けが嫌になってしまい、つい散らかしがちに。このタイプの場合は、完璧を求めすぎず、ある程度は整理しよう、という気持ちを持ってみましょう。

時間がないと考えてしまう

平日は仕事が忙しい。休日祝日は必ず外出する。そういったタイプは時間がないと感じて、つい片付けを後回しにしてしまいます。

しかし、どんなに忙しくても1日に10分程度なら、掃除の時間を確保できるはず。短い時間の整理整頓を、毎日のようにそれを繰り返せば、気付けば片付いた部屋となっているでしょう。

片付いていない部屋にはデメリットが

部屋が片付いていない理由はさまざまですが「別に散らかったままでいいや!」と思ってしまう人もいるかもしれません。しかし、片付いていない部屋にはデメリットがあります。片付いていない部屋のデメリットを確認してみましょう。

大事なものをなくす恐れ

片付いていない部屋では、使ったものを所定の場所に戻すことが少ないはずです。出したものを出しっぱなしにした結果、他のものに埋もれてしまい、何かとものがなくなってしまいます。

もし、通帳やクレジットカードといった大事なものがなくなってしまったら、後々大変なことになってしまうでしょう。そんな大きな損失を避けるためにも、部屋を整理整頓しておくべきだ、と言えるのです。

健康被害に陥る恐れ

散らかった部屋は、カビやダニが発生しやすい傾向になります。カビやダニはアレルギーの原因となるアレルゲンを発生させる原因です。

これにより、アトピーやアレルギーになってしまうと、不眠症となることもあり、さらに健康状態を悪くさせるかもしれません。健やかに過ごすためにも、部屋は片付けておくべきでしょう。

自己肯定感が低下する

散らかった部屋は、視覚から必要以上に多くの情報が入ってしまい、脳に負担を与えてしまいます。この負担によって、心も不安定になってしまい、落ち込みやすくなってしまうのです。さらに、片付けられないことに罪悪感も持ってしまい、自己肯定感が低下してしまう結果となります。

片付けられない心理を改善する方法は

片付けられない心理が強く働いてしまう場合は、どのような点を改善するべきなのでしょうか。片付けられるようになる、改善方法をご紹介します。

闇雲に始めずゴールを定める

1日ですべてを終わらせるのではなく、この日はどこをどれだけ片付けるか決めてから開始しましょう。闇雲に片付けを始めてしまうと、思った以上に進まず、モチベーションが下がり、挫折してしまいます。欲張らず、少しずつ時間をかけて、整理整頓を続けてください。

簡単な片付けから手を付ける

手間がかかりそうな片付けから始めようとすると、やはり面倒で億劫になってしまいます。まずは簡単に片付けられる場所から始めてください。

例えば、毎日のごみ出しを必ずやる、テーブルの上の無駄なものを片付けるなど。簡単なことを繰り返すことで達成感を得ながら、少しずつ難易度を高くして、最終的に片付いた部屋を目指しましょう。

片付けが終わった自分にご褒美を用意する

やはり、何かを始めたらご褒美があると考えられなければ、モチベーションが維持しにくいですよね。最後まで、片付けを終えるためにも、何かご褒美を用意しておきましょう。自分の求めるものが待っている、と思えば、大変な片付けも頑張れるはずです。

片付けが社会貢献につながる方法

片付けに取り組んだら、思ったよりも不用品が出てしまうかもしれません。それらをただ捨ててしまうと、どこかもったいない気がしてしまいますよね。

そんなときは、不用品回収サービス「もったいない運送」をご利用ください。もったいない運送によって回収された不用品は、リユース・リサイクルに役立てるだけでなく、利用される度に4つの社会貢献につながります。

4つの社会貢献とは、売上の一部で水を綺麗にする浄化剤を購入して途上国に寄付、途上国の自立支援、障がい者の雇用創出、環境保全です。不用品をただ捨ててしまうことに抵抗がある。途上国の現状が気になる。環境に負担をかけたくない。そんなときは、ぜひ「もったいない運送」のサービス内容を確認してみてください。

 

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