【品目別】引っ越し前に不用品を安く手間なく処分するには?
引っ越しは不用品を整理できるチャンスです。引っ越しまでの限られた時間の中で、なるべく安く手間なく処分して、気持ちよく引っ越しできれば嬉しいですよね。
引っ越しで出る不用品には大型家具や生活家電をはじめ、インテリア、趣味用品などさまざまものがあります。それぞれをどのように、どんなタイミングで処分すればよいのでしょうか。
本記事では、不用品の品目別の処分方法や注意点をはじめ、引っ越し前に処分するタイミングについてもお伝えします。
引っ越しのとき不用品を処分する方法
引っ越しの際に出た不用品の処分方法は、大きく分けて5種類あります。
ごみとして自治体に回収してもらう
次のような大型家具や生活家電は、自治体の粗大ごみ回収を利用すれば費用を抑えながら処分できます。
- 大型家具…タンス・棚・ソファ・テーブル・椅子など
- 生活家電…電子レンジ・マッサージチェア・空気清浄機・扇風機・ストーブなど
粗大ごみの処分に発生する費用は、およそ1点、200円~3,000円ほどで回収している自治体が多く見られます。
ただし、エアコン・テレビ・冷蔵庫と冷凍庫・洗濯機と衣類乾燥機のリサイクル家電4品目は、粗大ごみでは捨てられません。後程ご紹介する家電リサイクル法に沿った方法で処分しましょう。
リサイクルショップ・買取サービスを利用する
まだ使用できる家電・ジュエリー・インテリア・ゲーム機・カメラ・パソコンなどは、リサイクルショップや買取サービスの利用を検討してみましょう。
買取サービスを利用した不用品の処分は、費用がかからない上に、換金できる可能性もあります。店舗によって買取を得意とする商品ジャンルが異なるので、なるべく高く売りたい場合は専門店へ売るようにしましょう。
ただし、査定に時間を要したり、買い取ってもらえなかったりすることもあるため、引っ越しまでの時間に余裕がある方に向いた処分方法です。
不用品回収業者に依頼する
自治体で回収を行っていない粗大ごみや、複数の不用品の処分は、不用品回収業者へ処分を依頼すると便利です。
不用品回収業者の利用は、トラック1台分でおよそ10,000円~30,000円が回収費用の相場となります。そのため、1点のみの回収よりも、複数の不用品の回収を依頼した方がお得に利用できるでしょう。
不用品の種類に関係なくまとめて処分したい方や、粗大ごみの回収が引っ越し日までに間に合わない方に合った処分方法です。
引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越し業者の中には、引っ越しと同時に不用品の引き取りや買取を行っているところもあります。引き取りや買取の対象品目は引っ越し業者によって異なりますが、次のような品目を対象としているところが多く見られます。
- リサイクル家電4品目
- ピアノ
- ダイニングテーブル
- ベッド
- ソファ
一般的にどの引っ越し業者も、引き取る不用品1点ごとにリサイクル費用と運搬費用がかかります。例えば、リサイクル家電4品目の場合、1点あたり4,000円~10,000円程を設定している業者が多く見られます。
1点あたりの引き取り費用が高めですが、引っ越しと同時に不用品を処分できるため、荷物の整理をスムーズに進められます。ただし、不用品の引き取りを行っている引っ越し業者は限られていたり、回収できない不用品があったりするため、引っ越し業者の選定には気を付けましょう。
知人に譲る・寄付する
故障しておらず状態の良いものであれば、引っ越し前に知人に譲ることも考えてみましょう。次のような、新品で購入すると高額なものや短期間しか使わないものは、中古品であっても喜ばれるかもしれません。
- ベビー用品
- 子供のおもちゃ
- 家具
- 家電
- 趣味用品
「少しでも誰かの役に立ちたい」と感じる方は、寄付サービスを利用すれば国内外問わず、必要としている人の元へ届けることができます。愛用していたものを社会貢献に役立てたい方に合った手放し方です。
引っ越しの不用品処分はスケジュールが大事
引っ越しまでにすべての不用品を処分するためには、処分のタイミングをスケジューリングすることが大切です。処分方法ごとに、処分のタイミングを確認しておきましょう。
粗大ごみとして処分する場合
不用品を粗大ごみとして処分する場合は、引っ越しの1ヵ月前~2週間前までに回収の申し込みをしましょう。
粗大ごみの回収日は自治体によって1ヵ月近く先となる場合もあるため、引っ越しが決まったタイミングで回収の申し込みをしておくと安心です。
リサイクルショップ・買取サービスで処分する場合
リサイクルショップや買取サービスは、買取方法によって処分のタイミングが異なります。
出張買取の場合は3月~4月の引っ越しシーズンが繁忙期のため、予約を取ることが難しい時期です。およそ1ヵ月前から予約を取っておきましょう。繁忙期以外でも引っ越しの1週間~2週間前には予約を取っておくと余裕を持って処分できます。
店頭買取の場合はすぐに査定してもらえるため、引っ越しの数日前でも処分が可能です。しかし、必ず買取ってもらえるわけではないため、早めに査定をしておくことをおすすめします。
引っ越し業者で処分する場合
引っ越し業者で処分する場合は、引っ越し当日に不用品を回収してもらえるため、処分のタイミングを気にする必要がありません。
しかし、回収可能な品目は限られているため、引っ越しの申し込み時に確認するようにしましょう。
不用品回収業者で処分する場合
不用品回収業者は、業者によっては引っ越し数日前の申し込みでも回収してもらえる場合もあります。粗大ごみに出せなかったり、買取サービスや引っ越し業者に引き取られなかったりした不用品は、不用品回収業者を利用して処分しましょう。
しかし、3月~4月の繁忙期は予約がすぐに取れない場合もあるため、なるべく引っ越しの1週間前までに申し込むことをおすすめします。
知人に譲る・寄付する場合
知人に譲る場合は、引っ越しが決まった時点で不用品の状態を見に来てもらったり、引き渡し方法やスケジュールを決めたりした方がスムーズです。引っ越し直前は忙しくなるため、なるべく早めに譲るようにすると、お互いに納得した上での引き渡しがしやすくなります。
寄付サービスを利用して寄付する場合は、引っ越しが決まった時点で寄付が可能な品目を確認しておくと安心です。
引っ越しの不用品処分は家電リサイクル法に注意
次の家電4品目は、家電リサイクル法により部品や材料をリサイクルすることが義務付けられているため、粗大ごみでの処分ができません。
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫と冷凍庫
- 洗濯機と衣類乾燥機
新しいものに買い替える場合は、家電を購入した店舗で回収してもらえる場合があります。買い替えではなく処分のみを行う場合は、購入した店舗へ回収を依頼しましょう。もし回収可能な店舗が見つからない場合は、自治体に相談すれば回収可能な店舗や事業者を紹介してもらえます。
いずれの回収方法も、一般的にはリサイクル料金が発生します。配送での回収を利用する場合はリサイクル料金に加えて収集運搬料金も発生するので、利用する店舗へ事前に確認しましょう。
引っ越しは不用品整理のチャンス!上手に処分しよう
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回収対象となる品目はこちら
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- リユース・リサイクルによる環境保全
- 途上国での修理依頼による雇用創生
- 途上国へ100リットルの水をきれいにできる浄化剤の寄付
- 国内の障がい者の雇用創生
不用品の処分でお困りの場合は、寄付を通じてさまざまな社会貢献ができる「もったいない運送」をご活用ください。