こけしの捨て方は?適切な処分方法や供養の必要性をご紹介
家にある「こけし」を処分するとき、どのような方法があるのでしょうか。また、伝統的な雰囲気を感じるこけしは、供養の必要なく捨ててしまっていいのか、という点も気になるところです。
こけしの処分方法や注意点を確認してみましょう。また、こけしの処分が社会貢献につながる方法についてもご紹介します。
処分の前に!こけしって何?供養の必要性は
こけしは、お土産でいただく、古くから家に飾られているなど、由来を知らず手元にあることが多いのではないでしょうか。引っ越しや片付けの際、こけしを処分しようと思っても、顔の絵が描かれているため、ただ捨ててしまうことは何となく気が引けてしまいますよね。こけしは、どのような意味が込められ、どういった由来なのか、確認してみましょう。
こけしは江戸時代の後期ころから、温泉地で土産物として売られるようになった木製の人形です。当時のこけしは、子どもの手に渡り、おもちゃの人形として扱われ、おままごとにも使われました。しかし、大正時代に入ると新しいおもちゃが登場し、こけしは衰退することに。ただ、その後は民芸品や美術品として評価され、現在もお土産やコレクター商品として人気があります。
また、子授けの縁起物として、こけしが扱われた地域も存在します。そのため、こけしを捨てる際は、ある程度は供養を行いたいところでしょう。処分する前に、綺麗に拭いて塩で清め、紙か布に包むだけでも、心さえこもっていれば立派な供養だと言えます。
さらにきちんと供養を希望するのであれば、神社やお寺で行われている人形供養が利用できます。有料にはなってしまいますが、思い入れのあるこけしであれば、悔いが残らないように供養することが一番ではないでしょうか。
こけしの処分方法は?正しい捨て方
それでは、こけしはどのような処分方法があるのか確認してみましょう。どのような方法であれ、手離す前に心をこめて綺麗にしてあげることを心がけてみてください。
燃えるごみの日に出す
こけしは、自治体の回収によって処分が可能です。分別としては燃えるごみで問題ありません。他のごみと一緒にしてしまうことは、少し抵抗があるという場合は、塩で清めた後にタオルで包むなどしてから、自治体のルールに従って処分しましょう。
買取サービスを利用する
こけしは、現在もコレクターが存在するアイテムです。もし、少し変わったこけしであれば、意外な値段が付くこともあるかもしれません。
最近では、オークションサイトやフリマアプリで買取相手を探すことも可能です。こけしファンの目に留まるよう、チャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。
神社やお寺に奉納する
しっかりと供養したい場合は、神社やお寺に奉納しましょう。神社やお寺で供養してもらう場合、御焚き上げが多く見られる方法です。他にも、人形供養祭を行っている神社もあり、こけしも対象となります。周辺地域の神社やお寺で行われていないか、ぜひ探してみてください。
不用品回収サービスを利用する
多くの不用品を整理する。引っ越しで早めに片付けたい。そんなときは不用品回収サービスの利用も手段の1つです。不用品回収サービスに回収されたものは、リサイクルやリユースに役立てられます。こけしに関しても、ただ捨ててしまうことに抵抗があるのなら、不用品回収サービスの利用は適切かもしれません。
こけしの処分が社会貢献につながる方法
こけしを処分するにも、何かしらの役に立たないだろうか、と考えてしまうこともあるでしょう。そんなときは、不用品回収サービス「もったいない運送」の利用を検討してみてください。
「もったいない運送」は不用品を回収し、リサイクルやリユースに役立てるだけでなく、社会貢献につながる取り組みを行っています。その内容としては、途上国に水浄化剤の寄付、途上国の支援、障がい者の雇用創出、環境保全など。こけしの他にも不用になってしまったものがあれば、ぜひこれらに役立てたいところですよね。
不用品の処分で悩んでいる、社会貢献に興味がある、という場合は「もったいない運送」のサービスを一度確認してみてください。