リサイクル
2021/1/20

ゴミの分別って必要?環境やリサイクルなど重要性をご紹介

私たちは日常的にゴミを分別してから出しています。ゴミの分別は面倒だと感じてしまうときもあるかもしれませんが、とても大切なことです。

しかし、ゴミの分別の必要性とは、実際のところどのような部分にあるのでしょうか。ゴミの分別の必要性について考えてみましょう。

ゴミ分別は本当に必要?徹底すべき理由とは

ゴミの分別はなぜ必要なのか、改めて理由を確認してみましょう。

ゴミの種類によって分別方法は異なる

ゴミにはいくつかの種類があります。燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビンや缶、粗大ゴミなど。これらはすべて処分方法が異なります。

燃えるゴミは焼却した後、埋め立てたり、生ゴミであれば肥料にリサイクルされたりします。燃えないゴミは破砕という工程があり、ゴミを砕いて小さくした後、アルミや鉄をリサイクルのために取り除きます。

ビンや缶も別の処理工程があり、もし分別されていなければ適切な処理ができず、事故にもつながる恐れがあるのです。

円滑にリサイクルを行うため

なぜゴミを適切に処理する必要があるのか、と言えばリサイクルを円滑に行うためです。

地球の資源は限られています。そのため、処分されるゴミの中からも、資源を取り出してリサイクルする必要があります。ゴミが分別されていないと、多くのものが混じり合ってしまい、適切なリサイクルができません。

私たちが豊かな生活を続けるためにも、ゴミを分別するよう心がける必要があるのです。

環境・衛生のために分別が必要

ゴミ分別の必要性は、環境に大きな影響を与えることも挙げられるでしょう。紙やペットボトルがしっかりと分別されて捨てられれば、リサイクルされて何度も使われます。

しかし、リサイクルされない場合は新たに森林を伐採する、化石燃料もさらに必要になるなど、資源が余分に消費されることになるのです。また、ゴミを分別して処理することは公衆衛生の確保にもつながります。

環境問題を悪化させず、衛生を確保するためにも、ゴミの分別には気を配りましょう。

無駄に税金が発生する恐れがある

分別せず、さまざまなゴミを混ぜて出してしまった場合、何らかの事故を招いてしまうことも考えられます。

例えば、燃えるゴミに発火する恐れがあるものが混ざっていたら、ゴミ収集車で火災が起きてしまうかもしれません。

ゴミ収集車の購入は一台で300万円以上になり、中には1,000万円を超えるものもあり、壊れてしまった場合は税金から賄う必要があります。

このようなパターンで焼却炉に問題が発生したら、やはり多くの税金を投入して新しくすることになります。

そのようなことがあると、税金を無駄にしてしまう結果となるのです。

「ゴミ分別は必要ない」という主張も

ゴミの分別は私たちの生活にとって重要なものだと言えますが、たまに必要がないという主張を耳にすることもあります。

例えば、分別しない方が多くのゴミが混ざって高温になることから、効率が良いという主張です。これは間違いで、大きなデメリットがあります。

燃えるゴミの焼却炉は適切な温度を設定して、効率よく焼却しています。そのため、別々の種類のゴミが混ざってしまうと、この計測が難しくなり、焼却に時間がかかってしまいます。

さらに、高熱過ぎて焼却炉にダメージを与えてしまうということもあるのです。他にも、分別したとしても、最終的にはゴミを混ぜて燃やしている、と噂されることもあります。

しかし、実際は回収後に作業員が分別されているのかチェックしています。私たちがしっかりと分別すれば、作業員への負担が減り、さらに効率よくゴミが焼却されることでしょう。

ゴミ分別は必要!しっかり習慣付けよう

ゴミの分別は大切なことですが、どうしても面倒だと思ってしまうこともあります。なかなか習慣付けられない場合は、いくつかのルールを作るだけで、分別が簡単にできるようになります。

例えば、一つの部屋にゴミの種類分だけゴミ箱を設置することです。ゴミ箱に「燃えるゴミ」や「燃えないゴミ」とラベルを貼れば、間違いも減ることでしょう。このような、ちょっとしたルールを作るだけで、ゴミ分別の習慣は簡単に身に付きます。

また、地域のゴミ分別表を見やすい場所に貼るか、すぐに取り出せる場所に置いておくのも効果的です。どのゴミをどう分けるか、すぐに確認できれば混乱して分別が面倒になってしまうことも防げると考えられるからです。

分別が難しいゴミは不用品回収の利用を

ゴミの分別はとても大切なことですが、急いでいる場合や、大規模な掃除を行ったときなど、分別に悩むような不用品が出てくることもあるでしょう。

そんなときは不用品回収業者に依頼すると、大変便利になります。不用品回収業者に依頼すると、回収された不用品はリサイクルやリユースされるため、環境への負担を抑えることにもつながります。

ゴミの分別に困ったとき、手間をかけたくないときは、ぜひ不用品回収業者に依頼することを検討してみてください。

 

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