レコードプレーヤーを処分したい!適切な捨て方とは
最近はサブスクリプションサービスの普及もあり、さまざまな方法で音楽を聴ける時代になりました。そのため、レコードプレーヤーを処分する機会が訪れる方もいるでしょう。
しかし、レコードプレーヤーはどのような処分方法が適切なのでしょうか。レコードプレーヤーの処分方法と、レコードの需要についてご紹介します。
レコードプレーヤーを処分する3つの方法
それでは、レコードプレーヤーを捨てるには、どのような方法があるのでしょうか。レコードプレーヤーを処分する3つの方法をご紹介します。
自治体による回収
一般的な処分方法としては、自治体にゴミとして回収してもらうことです。基本的には不燃ゴミとして処分が可能ですが、大きさによっては粗大ゴミとして処分する必要があります。
大きさの基準は自治体によって異なるため、事前に調べておきましょう。また、不燃ゴミであれば無料で回収してもらえますが、粗大ごみの場合は処分費用が発生します。費用の目安としては300~700円を想定しておきましょう。
自治体による回収のデメリットについては、処分までに時間がかかってしまうことです。特に粗大ごみは時期によって、回収までに1週間以上も待つ必要があります。引っ越しのような片付けに期限がある場合は、余裕を持って依頼しましょう。
買取サービスを利用する
不用品をリサイクルショップに売ることは、昔から用いられていた手段だと言えます。しかし、最近は多くの買取サービスが存在します。
インターネットなら、買取サイトやオークションサイト、フリマアプリなどが挙げられます。オークションサイトやフリマアプリは自宅で手続きが可能ですが、購入者とのやり取り、梱包や発送など自身で行う必要があり、レコードプレーヤーを処分するためには、やや手間がかかってしまうと言えるでしょう。
また、リサイクルショップのような店舗で買取をしてもらう場合は、可能な限りオーディオ機器の専門店を利用しましょう。
なぜなら、一般的なリサイクルショップの場合は、レコードプレーヤーの価値を見誤ってしまう恐れがあるからです。
もし、ご自身でレコードプレーヤーの価値を見極める自信がないのであれば、オーディオ機器の専門店だと安心ですよね。
不用品回収業者に依頼する
自治体による回収や、買取サービスの利用については、レコードプレーヤーを処分するまでに時間がかかる、手間が発生する、などのデメリットが考えられます。
レコードプレーヤーを急いで処分したい、手間なくスムーズに処分したい。そんな場合は、不用品回収業者へ依頼することを検討してみましょう。
不用品回収業者は、処分費用は発生してしまうものの、指定した時間と場所に駆けつけてくれるため、スピーディーに手間なくレコードプレーヤーを処分してもらえます。
レコードプレーヤー処分の前に!実は人気再熱
レコードプレーヤーの処分方法として、買取を挙げましたが「今更レコードで音楽を聴く人がいるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
確かに、レコードが広く使用されていた時期は、1970~80年代のことです。しかし、ここ最近はレコード人気が再熱しているとも言われています。そのきっかけは、時代の流れが関係しています。
配信サービスやダウンロードによって音楽を聴く機会が増えた一方で、音楽を所有することに惹かれる人も増えました。レコードはサイズが大きく、ジャケットのアートワークも素晴らしく、飾るだけでインテリアの一部のようでもあります。それは、配信サービスやダウンロードでは得られなかった、所有欲を満たすものであり、アーティスト側のアルバムジャケットも作品の一部である、という感覚とマッチするものでもありました。
そのため、コレクター向け商品として、レコードを発売する傾向が増え始め、新たな価値観を満たすものとして人気が再熱しつつあるのです。
レコードプレーヤーの処分は環境に負担をかけず
このように、レコードプレーヤーはいくつかの方法によって処分が可能です。しかし、処分されるレコードプレーヤーの中には、まだまだ使えるものも多いことでしょう。
ものを大事に使うことは、環境への負担を抑えることにつながります。そのため、レコードプレーヤーを処分する機会があれば、ぜひリユースと言う方法を視野に入れてみましょう。
買取サービスを利用することだけでなく、不用品回収業者によって回収されたレコードプレーヤーも、リユース品として海外に輸出されることがあります。不用品を処分するときは、ぜひ不用品回収業者の利用をご検討ください。