プリンターを処分する方法は?捨て方や廃棄時の注意点
家にあると何かと便利なプリンター。特に年末年始は重宝されている方が多いでしょう。しかし、買い替えや生活の変化によって、プリンターを処分する場合、どのような方法が適切なのかご存じでしょうか。
プリンターの適切な処分方法や、廃棄時の注意点など、気になる捨て方をご紹介します。
プリンター処分の前に注意すべき点
プリンターを処分するときは、手間なく手早く済ませたいところですが、いくつか注意すべき点があります。プリンター処分の注意点とは、どのようなものがあるのでしょうか。
インクの捨て方は別!必ず取り出そう
まずは、プリンターで印刷を行う際に必要なインクですが、これは処分方法が異なるので一緒には捨てられないので注意してください。
プリンターを処分する際は、必ずトナーカートリッジやインクカートリッジは取り外しが必要です。トナーカートリッジやインクカートリッジの処分は、家電量販店やパソコン専門店に回収ボックスが設置されていますので、そちらで回収してもらいましょう。
ただし、回収ボックスはトナーカートリッジとインクカートリッジの両方に対応しているとは限らないので、利用前に確認してください。他にも、メーカーが回収を行っている場合もありますので、依頼が可能かどうか問い合わせてみましょう。
また、トナーカートリッジは一般ごみとして処分するのは危険なので絶対にやめてください。残ったトナー粉に熱が加わった場合、爆発する恐れもあるのです。
プリンター処分の前にデータを削除
近頃のプリンターは高機能のものが多く、中にはハードディスクを内蔵していることもあります。そういった場合は重要なデータが残っていないか確認が必要です。
特に事業用で使っていたものであれば、大切な顧客データや個人情報が入っている恐れもあるので、注意しなければなりません。他にも、USBメモリやSDカードを挿入したまま処分してしまうこともあるので、必ず確認しましょう。
事業用のプリンターは処分方法が異なる
事業用として使われているプリンターは、一般家庭で使われるものとは違って、特殊な処分方法となります。購入元のメーカーに回収してもらうか、産業廃棄物として「産業廃棄物収集運搬許可証」を持つ回収業者に依頼しましょう。
プリンターの処分方法5選!
それでは、プリンターの処分方法を確認してみましょう。一般的には5つの方法がありますので、状況やタイミングに合った処分方法を検討してください。
粗大ごみとして自治体に回収してもらう
プリンターの処分方法の中でも、一般的と言えるものが、粗大ごみとして自治体に回収してもらうことです。
自治体の粗大ごみの受付に連絡し、回収日と料金を確認後、お近くのコンビニなどで粗大ごみシールを購入しましょう。後は、プリンターに粗大ごみシールを貼り付け、指定の回収日に指定の場所に出すだけです。
また、地域によってはプリンターを分解すれば、可燃ごみか不燃ごみとしても処分が可能です。ぜひ一度自治体のルールを確認してみてください。
リサイクルショップで買取
リサイクルショップによる買取も、プリンターの処分方法として有効です。年式の新しいものや、状態がいいプリンターであれば、高価格での買取も期待できます。
ジャンク品の場合でも、リサイクル可能であれば無料で引き取ってもらえることも。ただ、プリンターの状態によっては、粗大ごみの処理費用よりも高い処分費が発生する場合もありますので、注意が必要です。
フリマやオークションサイトを利用
最近はインターネットを利用すれば、フリマサイトやオークションサイトで、プリンターを売ることも可能です。
サイトによっては、多くのユーザーの目に留まるため、想像以上に高い値段で売れることも。ただ、なかなか購入希望者が見つからないことや、発送も自分で行う必要があるため、手間と時間がかかってしまうデメリットが少なからず発生します。
家電量販店やメーカーへ下取りに出す
プリンターを新しいものに買い替える場合、家電量販店が下取りサービスを行っている場合があります。下取りしてもらえるのであれば、処分の費用がかからず、新しいプリンターの購入費も抑えられるでしょう。しかし、下取りサービスは人気モデルであることや付属品がそろっていることなど、細かい条件があります。
また、下取りサービス自体を行っている店舗が少ないため、検討している場合は利用を予定している家電量販店に確認しましょう。
不用品回収業者に依頼する
手早くプリンターを処分したいときは、不用品回収業者に依頼することがおすすめです。
自治体による回収に比べると費用はかかってしまいますが、依頼すればすぐに駆け付けてくれるため、時間に余裕がいないときは大変心強いと言えるでしょう。また、不用品回収業者が回収したプリンターの多くは、海外でリユースされたり、リサイクルされるなど、ただ処分されるだけでなく循環型社会の構築に貢献します。
ただプリンターを処分してしまうだけでは「もったいない」と思ったとき、おすすめの処分方法と言えるでしょう。
リユースやリサイクル、寄付に繋がる不用品回収サービスをお探しなら、もったいない運送の利用をご検討ください。
プリンターの処分は無駄なく
このように、プリンターの処分はいくつもの方法と注意点があります。どうせ手離すのであれば、ただ処分されてしまうよりは、無駄を出さない方法や誰かの役に立つ方が嬉しいですよね。
もし「環境に負担をかけたくない」「もっと誰かの役に立ってほしい」など考えた場合は、プリンターの処分はどうするべきか、ぜひ一度考えてみてください。