引っ越し
2025/7/21

引っ越しの準備はいつから始める?スケジュールや注意点を解説

人生の節目に多くの人が経験する引っ越し。やることが多いうえに、慣れていないことから「何をいつ始めたらよいの?」と迷ってしまう方も多いですよね。そこで今回は、引っ越し準備の理想的なタイミングや注意点を徹底解説!引っ越しが初めての方や、余裕を持ったスケジュールを立てたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

引っ越しの準備はいつから始めるべき?

引っ越し準備は1~2ヶ月前から始めるのが理想的です。一般的な引っ越し準備の流れに沿って、適したタイミングや注意するポイントを解説します。

引っ越し先を決める

引っ越し準備で最初にやるべきことは、引っ越し先を決めることです。引っ越し予定日の約2ヶ月前を目安に部屋探しを始めましょう(※)。新居を探す際には、入居日・家賃・エリア・周辺環境・立地・間取り(広さ・階数)などの希望条件と優先順位を整理しておくとスムーズです。賃貸物件には仮押さえ制度がないため、理想の物件を見つけてもキープできません。早く探しすぎても諦めることになりますので、適切な時期に集中して探すのが効率的です。

※繁忙期(3~4月)に引っ越す場合は、すべてのスケジュールを1〜2週ほど早めましょう。

※分譲住宅を購入する場合は、6ヶ月以上前から物件探しが必要です。

新居候補を絞ったら、引っ越しの1ヶ月半前を目安に内見します。気になることは不動産会社に確認し、周辺環境もチェックしましょう。実際に訪問すると、街の雰囲気や治安なども確認できるためおすすめです。新居を決めたら申し込み、入居審査(申し込みから3~10日)を経て契約締結となります。

賃貸物件に住んでいる方は、現在の部屋の解約手続きも同時に進めましょう。退去通知期限は退去日1ヶ月前が一般的ですが、物件により異なります。引っ越しが決まったら、早めに賃貸借契約書をチェックしておきしましょう。退去通知が遅れると、新旧両方の物件で家賃が発生する(二重家賃)ため注意が必要です。

引っ越し業者を探す

引っ越し場所と日時が決まったらすぐに引っ越し業者を探し始め、引っ越し予定日の1カ月前までには手配を済ませましょう。費用を抑えるためには、以下のようなポイントがあります。

  • 複数業者に相見積もりを取る
  • 繁忙期・土日祝日・月末を避ける
  • 料金交渉をする
  • 荷物を減らす
  • できるだけ自分で作業する

荷造りや掃除

荷造りや掃除は、引っ越しの数週間前(一人暮らし:2週間、家族:3週間)から始めます。ただし荷物が多い・不用品が多い・仕事が忙しいなどの方は、引っ越しが決まった直後から少しずつ始めていくのがよいでしょう。

荷造りをスムーズに進めるポイントは、以下の通りです。

  • 業者の配布資材・梱包ルールを確認する
  • 使わないものから梱包する
  • 不用品は計画的に処分する
  • 資材に内容を記入する

部屋が汚いと退去時にクリーニング費用を追加請求されることがあるため、荷造りと一緒に掃除も行います。また引っ越し前に新居の掃除・害虫駆除・傷チェックをまとめて済ませておくと、新生活をスムーズにスタートできるためおすすめです。

公共サービスの手続き

公共サービス(電気・水道・ガスなど)の引っ越し手続きは、引っ越し予定日の1~2週間前までに済ませておきます。新居と旧居で利用する会社(水道の場合は管轄の水道局)が同じ場合は使用停止・開始連絡を同時にできますが、会社を変える場合は各々で契約解除・新規契約の手続きが必要です。新居でのガス開栓には立ち会いが必要となりますので、日時を打ち合わせておきましょう。

また、電話・インターネット・郵便・新聞など生活に必要な各種サービスの手続きも同時期に進めておきます。特にインターネットでは、新居で開通工事が必要な場合1ヶ月以上かかることがありますので、早めに手続きを進めておきましょう。

役所関係の手続き

引っ越しにともなう役所関係の手続きには、引っ越し前(旧住所管轄の役所)に行うものと、引っ越し後(新住所管轄の役所)に行うものがあります。引っ越し前は1~2週間前、引っ越し後は14日内に手続きを済ませましょう。

引っ越しにともない、すべての人が必ず行う手続きは次の2種類です。

  1. 1.転居届(同一市区町村内の引っ越し)、もしくは転入届・転出届(他の市区町村へ引っ越し)
  2. 2.マイナンバーカードの住所変更

その他、該当者のみが行う手続きには次のようなものがあります。

  • 印鑑登録
  • 国民健康保険
  • 国民年金
  • 介護保険
  • 各種手当や補助金
  • 子どもの転園・転校

また住所変更にともない、運転免許証・金融機関・保険・カード会社などでも手続きが必要です。インターネット上には、引っ越しの際に役立つ「手続きチェックリスト」が多く存在しますので活用してみましょう。

引っ越しの準備で慌てないためにも

引っ越し準備を慌てずスムーズに進めるために、知っておきたい3つのコツをご紹介します。

事前にやることをリスト化

引っ越し準備を始める前には、時系列に沿った「引っ越しやることリスト」を作成するのがおすすめです。引っ越しはとにかくやることが多く、いつ・何をやるべきかをすべて覚えておくことが難しいためです。荷造りや手続きが間に合わないと、無駄な費用が発生したり新生活が不便になったりすることも。引っ越し準備でトラブルを避けるためには、チェックリストを活用し、スケジュール管理を徹底することが大切です。

ごみの処分は計画的に

引っ越し準備で意外と手間や時間がかかるのが、ごみの処分です。処分方法が自治体により異なるため、細かく分別して決められた日時・場所に出す必要があるためです。

特に、以下のようケースを考えている場合は、1ヶ月以上時間がかかることも。

  • 普通ごみ以外を処分する(大型家具・リサイクル家電・粗大ごみなど)
  • 業者に片付けを依頼する
  • フリマアプリを利用して売る

そのため、引っ越しが決まったらできるだけ早く不用品を選別し、処分方法やスケジュールを考えておくことが大切です。引っ越し当日までに処分できないと新居に不用品を持って行くことになり、無駄な費用や追加作業が発生するため注意しましょう。

あったら便利な道具は

夏はカビが発生しやすい時期でもあります。そのため、荷造りの際に衣類や調理道具・バス用品などに水分が残っていると、カビが発生する恐れがあります。また、ダンボール自体が吸湿しやすい素材のため、雨天時や高温多湿の時期は特に要注意。次のような湿気対策をし、カビの発生を予防しましょう。

  • ダンボール
  • テープ(ガムテープ・養生テープ)
  • 新聞紙・緩衝材
  • ビニール袋・ごみ袋
  • ビニール紐
  • はさみ・カッター
  • マジック
  • 軍手
  • 工具(ドライバーなど)
  • 清掃道具(雑巾・洗剤など)

引っ越しで出た不用品を便利に片付け

引っ越しで出た不用品を便利に片付けたい方は、不用品をまとめて・簡単に処分できるおすすめのサービス「もったいない運送」をぜひご利用ください。

もったいない運送とは不用品の寄付を募るサービスで、家電・キッチン用品・ホビー用品・日用品など多種多様な不用品をまとめて(軽トラック1台分)回収してもらえます。しかも、他社では10,000円~30,000円以上かかる回収を、送料のみ(20km未満の場合は税込7,300円程度)で利用できるため、コストが気になる方にもおすすめです。

※寄付できるものについてはこちらからご確認ください。
※対応エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉となります。

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しかももったいない運送では、回収した不用品をリユース・リサイクルによって有効活用しているため、利用するたびに次のような4つの社会貢献につながります。

4つの社会貢献

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