引っ越し
2025/6/30

夏の引っ越しは安くなる?メリットや注意点と必要な対策

夏の引っ越しは、暑くて大変というイメージがありますよね。確かに、炎天下での引っ越し作業は考えただけでも大変そう。しかし夏の引っ越しには、たくさんのメリットもあるのです。

今回は、夏の引っ越しを考えている方のために、夏ならではのメリット・デメリットと、夏の引っ越しをスムーズに進めるための対策をご紹介します。

夏の引っ越しってどうなの?費用やメリット

夏の引っ越しにはさまざまなメリットがあります。人によっては、暑さに勝る魅力的なメリットかもしれません。具体的にご紹介します。

他のシーズンよりも費用が安いことも

夏の引っ越しは、家賃・引っ越し料金の両面で費用が安くなる可能性があります。引っ越しの繁忙期は新生活が始まる3~4月で、年間引っ越し件数の3分の1がこの期間に集中しています。一方、5~8月・11月~2月は閑散期と呼ばれ、引っ越し件数が減少する期間です。閑散期には引っ越し・不動産業者が集客に力をいれるため、夏に引っ越しをすると以下のようなメリットがあります。

  • 引っ越し料金が安い
  • 家賃交渉がしやすい

引っ越し料金の相場は、引っ越し日時でも異なります。金・土・日・祝日や月初・月末を避け、月中の平日(月~木曜)や午後に引っ越しをすると特に料金が安くなります。引っ越し料金が繁忙期の半額程度になることもありますので、複数業者に見積もりを取って値段やサービス内容を交渉してみるとよいでしょう。

また賃貸物件を探す際にも、家賃や入居日などについて交渉してみましょう。閑散期には入居者の希望が通りやすいほか、フリーレントや礼金ゼロなどの特典がつくこともあります。

引っ越し業者の予約を取りやすい

夏の引っ越しでは、引っ越し業者が空いているため希望日時に予約を取りやすいというメリットがあります。希望したタイミングで引っ越しができれば、新居の契約開始日と引っ越し日が合わずに二重家賃が発生するなどのトラブルを回避できます。また、仕事やプライベートの予定も考慮でき、無理なく引っ越し作業を進められます。

一方繁忙期の引っ越しでは、引っ越し業者が忙しすぎて作業の質が低下するという話もよく聞きます。日程や作業面で余裕を持てることが、夏の引っ越しの大きなメリットと言えるでしょう。

家族のスケジュールを調整しやすい

8月は子どもが長期休暇(夏休み)中で、仕事をしている家族も休暇申請しやすい時期です。そのため夏の引っ越しには、家族のスケジュールを調整しやすい・家族の力を借りやすいというメリットがあります。引っ越しは当日だけでなく、事前準備や荷解きにもたくさんの時間と手間がかかります。誰かに負担が集中すると大変なため、家族全員で協力しスムーズに引っ越しを終わらせましょう。

ただし、お盆中は帰省ラッシュに巻き込まれる可能性があり、お盆後は新学期に備えて引っ越しする人が増えてくるため要注意。夏の引っ越しのメリットを最大限に活かすには、8月中旬のお盆前が特におすすめの時期と言えるでしょう。

夏の引っ越しってどうなの?費用やメリット

次に、夏の引っ越しをスムーズに進めるための注意点を解説します。

食材は使い切る

夏は気温・湿度が高く、食中毒が発生しやすい季節です。そのため、食材はできるだけ使い切り、新居に持ち込まないようにしましょう。特に引っ越し先が遠い場合は、高温のトラックで長時間の運搬を行うことに。生鮮食品や冷凍食品はもちろん、常温保存が可能な調味料や加工食品も変質・劣化する可能性があるため注意が必要です。

どうしても持参したい食材がある場合は、箱詰めせずに自分の手荷物に入れて運ぶようにしましょう。熱に弱い精密機械や発火性のものも同様です。

汗対策は徹底的に

夏の引っ越しには、暑さや汗対策が不可欠です。引っ越し作業中はドアや窓を開け放つため、エアコンに頼ることができません。熱中症にならないために、こまめに水分(塩分)を補給し、早めに休憩を取りましょう。作業する人の近くに扇風機を用意するのもおすすめです。

作業中に汗を拭けるようタオル・着替えは多めに用意し、新居ですぐにお風呂に入れるようバス用品を取り出しやすい場所に運んでおくとよいでしょう。

衣類や調理器具はカビの恐れも

夏はカビが発生しやすい時期でもあります。そのため、荷造りの際に衣類や調理道具・バス用品などに水分が残っていると、カビが発生する恐れがあります。また、ダンボール自体が吸湿しやすい素材のため、雨天時や高温多湿の時期は特に要注意。次のような湿気対策をし、カビの発生を予防しましょう。

  • 中身を乾かしてから梱包する
  • ダンボールに除湿剤を入れる
  • ダンボールをビニールで包む
  • 風通しのよい場所に保管する
  • 引っ越し後は迅速に荷解きする(衣類・本など湿気に弱いものを優先的に)

大雨が降ることも想定して

夏は急な夕立や大雨が降りやすい時期です。そのため、急な天候の変更にも対応できるよう次のような雨対策をしておくとよいでしょう。

  • ダンボールの開口部・四方をテープで補強する
  • 電化製品はビニール袋で包む
  • 新居の床・壁をシートや新聞紙で養生する
  • 雑巾・タオルを多めに用意する

虫の侵入を防ぐ

夏は虫が活発になる時期です。そのため、新居の防虫対策や引っ越し作業中の虫除け対策を考えておきましょう。特に、近くに庭や畑・森・川など草木が多くある場所は虫が多いため注意が必要です。

新居の防虫対策では、引っ越し前の家具がない状態で燻煙剤を焚いたり、駆除剤を設置したり、虫が侵入しやすい場所(排水ホース・窓の隙間・通気口など)を塞いだりしておくのが有効です。

引っ越し作業中はドアや窓を開け放つため、どうしても部屋に虫が入ってきます。殺虫剤や虫除けを事前に用意し、ダンボールなどの荷物に虫がついていないか確認しながら作業をするとよいでしょう。

夏の引っ越しをスムーズに進めるためにも

夏の引っ越しをスムーズに進めるには、夏ならではのメリット・デメリットを事前に把握し、対策を立てることが大切です。また、炎天下での作業負担を軽くするためには、ものを減らすことも重要なコツと言えます。そこでご紹介したいのが、「もったいない運送」です。

もったいない運送とは不用品の寄付を募るサービスで、家電・キッチン用品・ホビー用品・日用品など多種多様な不用品をまとめて(軽トラック1台分)回収してもらえます。しかも、他社では10,000円~30,000円以上かかる回収費用を、送料のみ(20km未満の場合は税込7,300円程度)で利用できるため、コストが気になる方にもおすすめのサービスとなっています。

※寄付できるものについてはこちらからご確認ください。
※対応エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉となります。

もったいない運送の利用方法はとても簡単です。ウェブ上で申し込めば、決められた集荷日時にご自宅まで集荷に伺います。トラックへの積み込み作業はドライバーが行うため、梱包・分別の必要がなくとても楽チン!

さらにもったいない運送では、回収した不用品をリユース・リサイクルによって有効活用しているため、利用するたびに次のような4つの社会貢献につながります。

4つの社会貢献

不用品を分別なし・まとめて・簡単に処分できるうえに、社会貢献までできるもったいない運送。引っ越しの際にまとまった不用品を処分したい方は、ぜひ一度もったいない運送をご検討ください。夏の引っ越し作業をスムーズに進められるうえに、財布にも環境にも優しいサービスになっていますよ!

 

Share